【日野市】激レアな橋の架け替え工事。老朽化に伴う日野橋架け替えは、今どんな様子?
2019年の台風19号で、日野と立川にかかる橋脚の1基が沈下し、建て替え工事が決定した「日野橋」。大正15年(1926年)に建設されたもので、老朽化もあり長期的な安全性を確保するという目的もありました。
「ところで、橋の架け替え工事っていったいどうやって行うのでしょうか?」
とめったにお目にかかれない、激レアな橋の架け替え工事を定期的にウォッチしています。
架け替え工事は、まずはじめに隣に仮橋を作ります。そちらに交通を流してから現日野橋を解体、新しく橋を架け、仮橋を撤去するという非常に大掛かりなもの。工事期間は約12年です。
「12年」というと、小学校1年生の子どもが大学1年生になるまでです。相当長い期間ですよね。
2023年6月、仮橋の様子を見に行ってきました!
▽2023年6月
日野方面から見ると、仮橋が立川までつながっているようです。しかし、まだ仮橋に交通は流れていません。
▽2021年6月
2年前はこんな感じでした。まだ橋はつながっておらず、日野方面からと立川方面からの両側から橋が作られている状況でした。2年でここまで進んだんですね。
現日野橋と並行にかかる仮橋。こんな近い距離に橋が2本かかっている様子を見られるのも今だけです。
多摩川沿いを散歩しながら、眺めてみるのも楽しいのではないでしょうか。間近でこんなに大掛かりな工事を見られるというのは貴重です。
日野橋
東京都日野市日野付近