【京都市北区】自然の恵みを感じる味わい、自家培養のレーズン酵母が生み出す素朴なパン
日本一パンの消費量が多い京都に生まれ育ったパン大好きライターのみやこです。今回は大徳寺近く、新大宮商店街にある老夫婦が営む自然派のパン屋さん。サラリーマンを定年退職後のセカンドライフとして始められたお店は、安心安全な素材だけで作られるパンは地元で高い人気があります。
京都市バス「大徳寺前バス停」から徒歩5分、京都市営地下鉄烏丸線「北大路駅」からは徒歩15分。新大宮商店街にある『えびすやのパン』。新大宮商店街は北大路通から北山通りまで約1キロの長さがある商店街で、京都市内では一番長い商店街です。
かわいらしいイラストが描かれた看板がお出迎え。
最初に目に飛び込んでくるキッチン。大きなオーブンも設置されており、小麦をこねてパンを焼いている姿が見られることも。
この日はお昼すぎに訪れたのですが、食パンはうりきれてしまっていました。それでも小さな手作りのパンが並んでいます。
とてもかわいらしいパンが並んでいます。
こちらのパンは、北海道の国産小麦「はるゆたか」、海のあじがするお塩「粟国の塩」、古きよき日本の水「回帰水」と自家培養の「レーズン酵母」だけを使用しています。安心安全なパンを作り上げるため、研究に研究を重ね余計なものを入れなくてもおいしいパンが誕生しました。
「お茶パン」160円(税込)
素朴な見た目ながらお茶の強い風味と苦味を感じるパン。中はもっちりとして噛みしめるほどに、お茶の風味と小麦の風味が口に広がります。
「あんぱん プレーン」120円(税込)
先程のお茶パンはお茶の風味が強かったのですが、こちらはより小麦の風味と塩気を感じます。甘さ控えめの粒あんとも相性が良く、どこか懐かしさも感じるあんぱんです。
サラリーマンを定年されて20年以上パン屋さんを続けられています。自然の味わいにこだわり、塩以外余計なものは入れないのだとか。そのおいしさは食パンを食べると一番良く分かるとおっしゃっいました。残念ながら、この日は食パンが売り切れてしまっていましたので、次回はぜひ食パンを購入したいと思います。気になる方はチェックしてくださいね。
えびすやのパン
〒603-8216
京都市北区紫野門前町45
電話番号:075-494-5888
営業時間:9:00~19:00
定休日 :日曜日、月曜日、木曜日
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