ハマの最強助っ人ロバート・ローズが独立強豪の火の国サラマンダーズ新監督に!マシンガン打線を熊本で
プロ野球独立リーグ「ヤマエグループ九州アジアリーグ」・火の国サラマンダーズは24日、元横浜ベイスターズのロバート・ローズ氏(56)の新監督就任が決定したと発表した。
ローズ新監督は球団を通じて「熊本市のチーム代表になれることに非常にワクワクしています。ファンやスポンサー、選手達と会えるのも楽しみでなりません。熊本を代表するこのような貴重な機会を頂きまして誠にありがとうございます。皆さんにお会いするのが待ちきれません。熊本でおいしいお食事場所をご存知のかた、ぜひ教えてください」とコメントを寄せた。
横浜マシンガン打線の中心打者
ローズ氏は1967年3月15日、アメリカカリフォルニア州生まれ。1993年に来日して8年間ベイスターズでプレーした。1998年は「マシンガン打線」の中軸としてリーグ優勝と日本一の立役者となった。1999年には打率.369、153打点(NPBシーズン歴代2位の記録)で二冠王を獲得。2000年のシーズンを最後に退団した。2年間のブランクを経てロッテに入団するも2003年シーズン前に退団して出場はなし。その後はマイナーリーグのコーチなどを務めた。
NPBでの通算成績は1039試合出場、打率.325、1275安打、167本塁打、808打点。首位打者1度、打点王2度、最多安打2度などのタイトルを獲得し、ベストナイン6度とゴールデングラブ賞1度にも輝いている。
今年6月にはDeNAベイスターズ球団のイベント「GET THE FLAG SERIES 2023」のスペシャルサポーターに就任して来日もしていた。
火の国はリーグ3連覇、2年連続独立日本一の強豪
火の国サラマンダーズの神田康範代表取締役兼GMは「監督選びに少し時間を要しましたが、最良の方を招聘できたことを嬉しく思います。ローズは非常に日本好きでも知られています。ご夫婦で日本に来ていただけると言うことで熊本生活を楽しみながら火の国サラマンダーズを3年連続日本一に導いて貰いましょう!今年のチームは強打者揃いです。ローズに「火の国マシンガン打線」を作ってもらいましょう。Welcome to Kumamoto we are all excited to see you soon!」とテンション高いコメントを発表した。
火の国サラマンダーズは同リーグ屈指の強豪で、リーグ創設初年度から今季まで3連覇を達成。さらに独立リーグ球団の日本一を決める「日本独立リーグ グランドチャンピオンシップ」でも昨年、今年と2連覇を達成した。今季まで2年間はソフトバンク、オリックスOBの馬原孝浩氏がチームを率いていた。
ローズ新監督の就任会見については12月5日、熊本市内で行われる予定になっている。