カタログ落ちの噂があったCB1300SFがマイナーチェンジ!最近のストファイとの違いとは?
次から次へと名車といわれるバイクがカタログラインナップから落ちています。
新しい排気ガス規制に対応できないというのが主な理由。
現在カタログにラインナップされているバイクを見てみると、エンジンはここ10年前後で新しく開発されたものが搭載されています。
古い設計のエンジンを、コンピューターのセッティングや後付けパーツで規制内に納めるのは難しいようです。
ホンダが誇るビッグネイキッド、CB1300SFが登場したのは1998年。
2020年12月のマイナーチェンジで8度目の改良となり、熟成されてきました。
しかも今回のマイナーチェンジでは、最新モデルに採用されることが多い電子制御がモリモリに搭載されました。
CB400SFやCB1300SFは常にカタログ落ちの噂が絶えません。そんな中で電子制御モリモリ追加のマイナーチェンジは継続の期待を大きく持たせるものでした。
最近のストファイ車両との違いは?
ここ数年はコストを抑えて車両の幅を広げるため、エンジンは共用とすることが増えてきました。
ネイキッドバイクに関しては、ストリートファイターと呼ばれることが多くなりました。
ストリートファイターの定義は諸説ありますが、フルカウルスポーツバイクのカウルを剥いで、バーハンドルを採用したものと言われています。
そのためスーパースポーツバイクのエンジンをベースにして、ストリート用にチューンして搭載したバイクが増えています。
性格としてはスーパースポーツの過激さを、少し抑えて穏やかにした印象です。
CB1300SFは昔ながらのネイキッドバイクの性格が強く、1300ccの圧倒的なトルクと、車両重量を生かした抜群の安定感が魅力です。
アクセルに対してのレスポンスも、今どきのストリートファイターの過激さに対して、かなり穏やかにセッティングされています。
車両の重さやシートの厚み、幅、そして積載のしやすさなどを考えると、長距離ツーリングは最新バイクと比べてもメリットが多いといえます。