ヒートテック極暖より安くて暖かいインナーはおたふく手袋のBTヒートブーストです
インナーは洋服の中でも使用頻度が高いので、洗濯する回数も多くなり必然的に劣化も早くなります。そのため、安価な製品を定期的に買い替えるのがお勧め。
今回紹介するヒートブーストは価格はユニクロの極暖よりも安く、防寒性や使い勝手も極暖以上となっています
ヒートブーストのメカニズム
ヒートブーストの生地はポリエステルにストレッチ性に優れたポリウレタンを混紡したものですが、3層構造になっていて、裏側にはレイズドファブリックと呼ばれる裏起毛、2層目には暖かい空気を閉じ込めるためのエアポケットをレイアウトすることで生地に厚みを持たせています。
裏起毛は寒い時期でも着用した際にヒヤッとする感じを軽減してくれますし、保温性にも優れているので、二層目のエアポケットに暖かい空気を送り込みます。
更に二層目の生地には遠赤加工が施されており、遠赤外線を放射して温熱効果を発揮します。遠赤外線は体への悪影響はなく、体を芯から温めて、微細血管の拡張や血液循環の活性化、新陳代謝の強化などが効果として認められています。
更に僕らおじさんにとって嬉しいのは縫い糸にスイトールCという消臭素材を採用されています。こちらはグンゼの繊維事業部が開発したもので、酢酸、アンモニア、イソキチ草酸など汗や尿、加齢臭などを抑える効果があり、消臭効果は半永久的で洗濯すれば効果が復元します。
暖かい性能がクローズアップされがちな商品ですが、吸汗速乾性がある点も見逃せません。取り回しや休憩で暖かい食べ物を食べた際に汗をかいたしても汗冷えしにくいのはライダーとしては見逃せないポイントです。
それではヒートブーストのラインナップを紹介します。
JW-186 BTヒートブーストヘビーウェイトハイネックシャツ
アマゾンの実勢価格は送料込みで1500円~1900円ぐらい。ユニクロの極暖は1990円なので、冒頭でお伝えしたように極暖よりも価格は安くなっています。
匂いを抑えるスイトールCは匂いが発生しやすい脇と首周りに採用されています。
生地はポリウレタンを混紡することでストレッチ性に優れていますが、更に脇回りの縫製をなくすトリコット縫製を採用することで腕を動かした時のツッパリ感を軽減しています。
また体の横ラインと腕の内側、首周りに関しては薄手の生地に切り替えることでも運動性を確保しています。
JW-183BTヒートブーストヘビーウェイトロングタイツ
アマゾンの実勢価格は1400円~2000円ぐらいです。サイズはSから3Lまで。こちらは色はブラックのみです。
消臭素材のスイトールCは前開きの部分を含めた股上の前側に採用されています
またこちらもストレッチ性は優れた生地ですが、腰の部分と足の両サイドは薄手の生地に切り替えることで運動性を高めています。
まとめ
今年は比較的暖冬傾向が強いですが、温かく汗冷えしにくいインナーを着用していると幅広い温度に対応することができます。
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サイズ感など参考にしたい方はぜひ動画もご覧ください。