ここ数年、クリスマスの風物詩として定着してきた感のある、ドイツ生まれの季節菓子「シュトーレン」。生地の中にたっぷりとドライフルーツなどを詰め込み、しっとりと焼き上げ、最後にバターと粉砂糖でコーティングされたそれは、熟成すればするほどうま味が増す不思議な食べ物です。

こちら、12月に入ったらクリスマスに向かって少しずつスライスして食べるのが王道で、まさに「食べるアドベントカレンダー」なのですが、近年は様々なショップがこぞって製造・販売していることもあり、その食べ比べでも楽しめるようになってきました。

実は我が家では15年ほど前からこのシュトーレンを追い続けており、もちろんたびたび市内の主要なお店のものを食べ比べております。そんなわけで、今回は市内でも屈指のケーキ店である「アカシエ」さんのシュトーレンです。

余談ですがアカシエさんで初めてシュトーレンを買ったのは、記録によると2013年のよう。せっかくなので当時の写真を載せておきます。

今年のシュトーレンはこちら。かわいいパッケージがいいですよね。10年前に比べてだいぶ洗練されています。

さっそくスライスしてみます。ちなみにシュトーレンは中央からスライスして、断面を合わせて密封保存するのが通のやり方。こうすることで風味を落とさずに熟成をすすめることができます。

アカシエさんのシュトーレンは、とても上品な味で、なおかつスパイスの香りに溢れています。僕が好きなのはドレスデン風のパンタイプな甘さ控えめのシュトーレンなのですが、洋菓子店が作るシュトーレンの中では、このアカシエさんのものが好きですね。

既に10日ほど熟成していますが、クリスまでにさらにおいしくなりそう！ということで、期待を裏切らない、市内でも屈指のシュトーレンかと思います。まだ購入できるみたいなので、気になる方はお店か通販へGO！（売り切れていたらすみません）

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