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釣りってどこでもしていいの?釣りをしてもいい場所の見分け方

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釣りをこれから始める方はもちろん、始めたての方の中には、「釣りは水辺であればどこでもしていいんじゃないの?」と思っている方もいるのではないでしょうか?

ですが実は、看板などがなくても釣りが禁止されている場合もあり、知らずに釣りをしてトラブルに巻き込まれてしまうケースもあります。

そこで今回は、釣りをしていい場所の見分け方について紹介します。

釣りをしてはいけない場所がある理由

まずは釣りをしてはいけない場所がある理由を大きく3つに分けて紹介します。

①立ち入り禁止区域

釣りができない理由の一つ目は、その場所が立ち入り禁止区域になっているからです。

立ち入り禁止区域になる理由は様々で、その場所が個人や企業の私有地である場合や、公共の場所であってもソーラス条約などで立ち入りが禁止されている場合、そして漁港などで関係者以外の立ち入りが禁止されている場合です。

②公園などのルール

二つ目の理由は、その場所が公園や市町村などの規則で釣りが禁止されているからです。

公園や河川敷などでは当然、釣り人以外の方も利用するわけですが、施設の管理者は利用者の安全を守る必要があり、釣りという行為が他の利用者の迷惑になる場合、釣りが禁止されることがあります。

③禁漁区域

3つ目は、その場所が禁漁区域に指定されているからです。

海や湖、河川などでは漁業権が設定されていることが多く、資源を守るために禁漁区域や禁漁期間が定められていることがあります。

釣りをしていい場所の見つけ方

ここまで釣りをしてはいけない場所がある理由について紹介したところで、自分がこれから釣りをしようと思っているポイントが釣りをしていいのか見分ける方法について紹介します。

※ここで紹介した方法で必ずしもすべての場所で釣りができるわけではないので、あくまで参考としてご覧ください。

その① 「地名+釣り禁止」で検索する

例えば旅行や出張などで遠出をした際に釣りがしたいと思った時にめぼしい漁港などを見つけたとします。

そんな時はまず「○○漁港 釣り禁止」などで検索してみましょう。

すると現在ではよほどマイナーな釣り場でない限り、釣り禁止の場合は禁止である旨の情報が出てくると思います。

検索して釣り禁止の情報が出てきた場合、諦めて他の場所を探しましょう。

その② 釣り禁止区域を調べる

「地名+釣り禁止」の検索で釣り禁止の旨の情報が出てこなかった場合、続いてその地域の釣り禁止区域について調べてみます。

例えば気になるポイントが大阪だった場合、「大阪 釣り禁止エリア」などと検索すると、釣り禁止エリアをまとめているマップが見つかりました。

「大阪 釣り禁止エリア」で出てきた関西釣り禁止エリアマップ
「大阪 釣り禁止エリア」で出てきた関西釣り禁止エリアマップ

これらのマップでマーキングされていない場所が必ずしも釣りができるわけではありませんが、釣り禁止エリアの情報もなければ釣りができる可能性がグッと高まります。

その③ 漁業権の情報について調べる

先の二つのフローで問題なければ、漁業権についての情報を調べます。

「地名+漁業権」でウェブ検索をしてみましょう。

例えば多摩川で釣りをしたい場合「多摩川 漁業権」と調べると東京都産業労働局のHPに漁業権対象魚種に関する資料(外部リンク)が掲載されているので漁業権対象魚種に関する資料(外部リンク)が掲載されているので漁業権対象魚種に関する資料(外部リンク)が掲載されているので

多摩川漁業協同組合内共第3号第五種共同漁業権遊漁規則より引用
多摩川漁業協同組合内共第3号第五種共同漁業権遊漁規則より引用

この場合、あゆ、こい、ふな、うぐい、おいかわ、うなぎを釣る場合は遊漁券の購入が必要となります。

もしシーバスを狙う場合、シーバスは漁業権の対象ではないので遊漁券の購入は必要ないということになるのですが、シーバスを狙っている時に上記の魚が釣れてしまった場合トラブルに発展する恐れもあるので、トラブルを避けるためにも念のため購入するという手もあります。

その④ 現地で看板の有無をチェック

上の①~③の方法で調べてみて、もし釣り禁止の情報がなければ、現地へ行ってみて釣り禁止の看板などがないかチェックしてみましょう。

釣りができるポイントでも、釣りが制限されているエリアがある場合もあるので、最後は現地に足を運んで直接確認します。

もし不安な場合は、釣り場で見かけた方などに、迷惑にならないように釣りができるかどうか確認してみるのも良いと思います。

釣り禁止のエリアが増えないためにも

昨今は釣り禁止の場所が増えてきていて、今まで釣りができていた漁港や河川などでも禁止されるようになり全国的に釣り場が減っています。

釣り禁止となる理由はゴミや騒音などのマナー面の他に、落水などの事故によって釣り場が閉鎖されるケースもあります。

一度釣り場が閉鎖されると、釣りができるようになるケースは極めて稀なので、釣り禁止の釣り場が増えないためにも、出したごみは自分で持ち帰り、騒音や迷惑駐車といった他人に迷惑になる行為をしないといったことが重要です。

今回は釣りをしていい場所の見分け方について紹介しました。

ここで紹介した方法はあくまで一例ではありますが、下調べをすることでトラブルに巻き込まれにくくなるので、ぜひ釣り場探しの参考にしてみて下さい。

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