実はアプリ不要 マック「モバイルオーダー」はブラウザで使える
マクドナルドのモバイルオーダーは、「便利だ」「いや面倒だ」と多くの人が盛り上がる話題です。もしアプリを入れるのが面倒だと思っているならば、Webブラウザーから利用する方法があります。
ブラウザーから直接モバイルオーダー
お店に行く前に注文して待ち時間を短くしたり、対応店舗ではお店のテーブルまで運んでもらったりと、マクドナルドのモバイルオーダーを活用する人が増えています。
ただ、アプリを入れることを面倒に感じている人は意外と多いのではないでしょうか。ダウンロードや設定に手間がかかるなら、カウンターで注文したほうが早いのはたしかです。
このモバイルオーダーは、実はアプリを入れなくてもスマホのWebブラウザーで使うことができます。
iPhoneならSafari、AndroidならChromeから「マクドナルド モバイルオーダー」といった単語で検索するか、このURL(https://www.mcdonalds.co.jp/order)を直接開いても使えます。
位置情報の取得を許可すれば、ブラウザーでも近くにある店舗を表示できます。ここから店舗を選び、アプリとほぼ同じ感覚で注文することができます。
支払いはPayPay(残高払い)などのアプリ決済に対応しており、最近は10〜20%の還元キャンペーンが頻繁に実施されています(9月6日まではau PAYで最大10%還元)。
直接クレジットカードを使いたい場合、番号などの入力はやや面倒ですが、iPhoneなら「Apple Pay」に対応しており、これを選べばウォレットに登録してあるカードを利用できます。
ブラウザーでの制限事項として、アプリのクーポンは使えないようですが、これを除けばほぼアプリに近い体験が実現している印象です。
普通にカウンターで注文して食べ始めた場合でも、「追加注文」にモバイルオーダーを使うこともできます。ちょっと足りない場合などに便利です。
モバイルオーダーではできないことも
個人的にもモバイルオーダーはよく使っており、空いている座席を見つけてそのまま注文できることや、カウンターとは違ってメニューをじっくり選べることが気に入っています。
便利な半面、モバイルオーダーではできないことがあるのも分かります。よく指摘されるのが、「ポイントがつかない」という点です。
マクドナルドは「楽天ポイント」と「dポイント」に対応しています。dポイントをためている人なら、会計前にdポイントカードを提示し、支払いにd払いやdカードを使う「二重取り」をしたいところです。
しかしモバイルオーダーではポイントカードを提示できないため、二重取りはできず、決済によるポイントしか獲得できません。
メニューのカスタマイズにも制限があります。「ピクルスなし」のように具材を抜くことはできるものの、一部のトッピングを無料で増量できるサービスについてはカウンター注文のみとなっています。
筆者はコーヒーにガムシロップやミルクは不要なのですが、それを伝える機能がないことも気になっています。
そうした細かい点を除けば、システムとしては非常によくできており、お手本といえるレベルに達しています。むしろ利用者が増えすぎて、待ち時間が長くなってしまうことが心配といえるかもしれません。