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【赤穂市】特別ランチが付いた「AMAMI TERRACE」のワークショップが楽しい!

歌見フリーライター(赤穂市・たつの市等)、御朱印ガール、仏像女子

2022年3月13日、赤穂御崎にオープンした赤穂化成のアンテナショップ「AMAMI TERRACE(アマミテラス)」。赤穂化成の商品を使った軽食やスイーツなどが楽しめるカフェにワークショップスぺースが併設しています。4月からスタートした特別ランチ付きのワークショップにお邪魔しました。今回は「塩作り体験」。どんなお塩ができるのかな。どんなランチが食べられるのかな。レポートします。

少人数制のワークショップ

8人定員のワークショップスペース
8人定員のワークショップスペース

カフェスペースに隣接したワークショップスペースです。
定員は8人ですが、今回の参加者は私を含め7人でした。
お一人での参加が3人、あとはお友達同士、ご夫婦が1組ずつという内容。

テーブルの上に塩作りの道具が並んでいます
テーブルの上に塩作りの道具が並んでいます

今回のテーマは「塩作り」。塩作りの本家本元、赤穂化成さんのレクチャーで、塩を作るってどんな感じなのかなと、ワクワクしながら参加しました。
実はワタクシ、塩の国で塩作りをしたことがあって、焦げ付かないように、とにかく混ぜて混ぜて混ぜまくった記憶しかなかったのです。

ワークショップが和やかにスタート
ワークショップが和やかにスタート

クイズ形式で楽しみながら学べます
クイズ形式で楽しみながら学べます

最初は座学です。
塩作りのエキスパート、塩のことならおまかせ~の赤穂化成の社員さんによる「塩」についてのお話がありました。
「塩って何から作られてるの?」「海水に塩はどのくらい含まれてるの?」といった、塩のクイズを交えながら、わかりやすく説明してくれます。

塩ってお料理でほぼ毎日使っているのに、知らなかった問題も多く、タメになる感じ。

赤穂の塩の歴史や赤穂市内の塩にまつわる史跡の紹介などのお話も。

参加者の皆さんも興味津々に聞き入っていましたよ。

かん水をに煮詰めます
かん水をに煮詰めます

それでは早速、塩作り開始~~~~
それぞれのテーブルに用意された鍋の中に、かん水(濃い海水)投入~。
ゴクゴク弱火で加熱していきます。

大粒の結晶が出てきたところ
大粒の結晶が出てきたところ

ゆっくりゆっくり加熱していくと、こんな感じの塩の結晶ができます。

逆ピラミッド型のトレミー塩(結晶)もできました
逆ピラミッド型のトレミー塩(結晶)もできました

さっき学んだ塩のお話の中に出てきた塩の結晶も見えます。
毎日使う塩ですが、塩の結晶を見る機会なんて、なかなかないのでは。

お互いに作った塩を見比べる参加者の皆さん
お互いに作った塩を見比べる参加者の皆さん

最初に入れた「かん水」の量と火加減で、塩のでき方もさまざま。
「わ~~きれいに結晶が見えてる~」「まだまだ道のりは遠いね~」などと言いながら、参加者の皆さんは、和気あいあいとした雰囲気のなか、塩作りを進めていきます。

完成間近の塩
完成間近の塩

だいぶん、水分が少なくなってきました。

「あと一息ですね。焦がさないように木べらで混ぜましょう」

塩が跳ねるので、やけどをしないよう、軍手を着用
塩が跳ねるので、やけどをしないよう、軍手を着用

赤穂の塩ができました
赤穂の塩ができました

は~~い、完成です。
できた塩をちょこっとなめてみたら、かなり濃厚。存在感抜群です。
熱い塩をいただく機会もなかなかないですよね。

できた塩を三等分して袋の中に入れ、1つ目の塩のできあがり。
残りの半分を抹茶と混ぜて、2つ目の塩もあっという間にできあがり。

赤い色と魅惑的な香りで一番盛り上がりました
赤い色と魅惑的な香りで一番盛り上がりました

3つ目の塩を作り始めました。
このおいしそうな色の液体、なんだと思います。
じゃ~~~~ん!赤ワインです。
三分の一に分けた残りの塩の中に赤ワインを投入し、水分が飛ぶまでまた混ぜ混ぜ。

焦げやすいので混ぜて混ぜて・・・
焦げやすいので混ぜて混ぜて・・・

あと一息です。ねばねば感がなくなってサラサラになるまで混ぜたらできあがりです。

下が私が作った塩3種、上が別の参加者の方が作った塩3種
下が私が作った塩3種、上が別の参加者の方が作った塩3種

はい!
お持ち帰り用の塩3種できあがりました。
見て見て!最初に入れたかん水の量や火加減で、上と下では少しずつ色が違うと思いませんか。
かん水多めで、じっくり加熱して私が作った塩は、抹茶塩とワイン塩が少し明るい色に仕上がりました。

抹茶塩は、天ぷらに使うのが王道ですが、豆腐にかけてもおいしいそう。早速やってみなくちゃ。ワイン塩は、やはりお肉によく合います。塩のバリエーションがあると、食べる時の楽しみが広がりますよね。

ワークショップスペースで水の飲み比べ
ワークショップスペースで水の飲み比べ

実習の合間に、水の飲み比べも体験しました。軟水や硬度の違う水を飲み比べました。

この後、塩の使い分けのお勉強をして、これにてワークショップは終了しました。

カフェスペースで特別ランチ

特別ランチコースの前菜
特別ランチコースの前菜

それではいよいよ、お楽しみのランチです。
メインディッシュは、土日祝日にカフェスペースで提供していますが、ワークショップは、こちらの前菜ワンプレートが付く特別コースになっています。

左下から、塩麴ドレッシングをかけたサラダ、赤穂化成の自家製豆腐カシューナッツのピリ辛ソース添え、ワイン塩を付けていただく湯葉、そして2種のピンチョスには、高知で海洋深層水でた幻の魚「サツキマス」や「スジアオノリ」を使っています。

メインディッシュは「塩豚」と「豆腐煮込みハンバーグ」からセレクトできて、私は豆腐煮込みハンバーグを選びました。
ご飯は、乳酸菌米を炊いていますし、みそ汁にも「スジアオノリ」を使っています。

ハンバーグ+半熟の目玉焼き+ソースが美味
ハンバーグ+半熟の目玉焼き+ソースが美味

このハンバーグに使っている豆腐ももちろん自家製で、ソースには赤みそを使っています。

いずれも健康志向の方に向けたメニュー提案で、野菜もたっぷり、タケノコの煮つけなど季節感もあって、優しい味付けが魅力です。

ソーダもおいしい
ソーダもおいしい

な~~んとプチデザートとドリンクも付くんですよ。
ちなみに、このソーダにも、赤穂化成の商品「天海の水Drs’マグネース スパークリング 」が使われています。

ワークショップがある日はカフェもお休みなので、少人数でゆっくりできるのが魅力だと思います。また、8人までの少人数制なので、和気あいあいとした雰囲気で、楽しみながら学べるのも楽しいですね。

参加者の皆さんに感想を聞いてみると、「普段使っている塩の製造過程を知ることができた。人によって差が出るのが面白かった」「少人数制で、アットホームな雰囲気なのがよかった」「漬物やタケノコもおいしかった。漬物は塩辛いかと思ったけど、甘みがあっておいしかった」など、大満足な様子。もちろん、私も大満足でしたよ。

5月は今回と同じ塩作りを行い、ランチのメインディッシュは、豆腐煮込みハンバーグと蟹クリームコロッケから選べるので、こちらも楽しみですね。

そして6月は、時節柄、紀州南高梅を使った梅干し作りを予定してるそうですよ。

塩づくりワークショップ(要予約)
日時:2022年5月12日、26日(木)11:00~14:00
参加費:4,000円(ランチ代込み)
定員:8名
申し込み:https://web.ako-kasei.co.jp/amamiterrace/ws02/?ym=2022-5
※12日は満席ですが26日は残席があります。

AMAMI TERRACE(アマミテラス)
住所:兵庫県赤穂市御崎2-1
電話番号:0791-42-4140
営業時間:10:00~17:00(LO16:00)、ランチタイム(土日祝のみ)11:30~14:00
定休日:月・火曜(祝日は営業し翌日休)
URL:https://web.ako-kasei.co.jp/amamiterrace/
Instagram:https://www.instagram.com/amami_terrace/

フリーライター(赤穂市・たつの市等)、御朱印ガール、仏像女子

フリーダムな仕事人で、居住地・赤穂から、兵庫県を中心とした関西一円を飛び回っています。旅行が好き、旅先でおいしいものを食べるのが楽しみな食いしん坊です。手がけた「乙女の御朱印めぐり旅」シリーズ(共著)で紹介しきれない神社仏閣の魅力、女子目線でのグルメやショップ情報、イベント情報なども、西播磨発(赤穂市・相生市・たつの市・宍粟市・赤穂郡・佐用郡)でお届けできたら幸せです。

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