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【葛飾区】ピンク色の艶やかなハスの花が見頃!水元公園の「ハス池」を彩る大輪の花々

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

悠々とした水郷景観が広がる水元公園では、夏にはあちこちで多彩な水生植物の花を楽しめます。現在、園内の南東部にある「ハス池」では、大きなピンクのハスの花が見頃を迎えており、来園客の人気を集めています!
(写真はすべて2024年7月4日撮影)

水元公園の南東部にあるハス池
水元公園の南東部にあるハス池

ハス池があるのは、赤い屋根の平屋建ての施設「水辺の生きもの館」の奥。東西にのびる長い池は、旧水産試験場の跡地です。現在は広々とした池全体を、長い茎を持つピンク色のハスの花と、大きな丸い葉が埋め尽くしています。遠くからもよく目立つ大輪の花が、見渡す限りに咲く様子は圧巻です。

大きなピンク色の花が並ぶ
大きなピンク色の花が並ぶ

広いハス池には、コンクリートの橋が二箇所に架かっています。岸辺から遠い花もよく見えるため、訪れる人々に特に人気の場所。欄干のそばで咲く花は、ハスの中心にある花托も真上から眺められますよ。スマホでも手軽に、大きく開いたピンク色の花びらと、鮮やかな黄色の花托を撮影できます。

ハス池に架かる橋は絶好の撮影スポット
ハス池に架かる橋は絶好の撮影スポット

スマホで真上から撮影
スマホで真上から撮影

水辺の生きもの館のそばの、西側の岸辺から池全体を眺めると、とりわけ多くのピンクの花がどこまでも続いているように見えます。ゆっくり池を眺めるための木のベンチや、大きなアリのオブジェもひっそり設置されていますよ。ユーモアあふれるアリの姿が、背後のハスの花々に映えています。

ハス池の西側の岸から眺めた花々
ハス池の西側の岸から眺めた花々

アリのオブジェが背後のピンクの花に映える
アリのオブジェが背後のピンクの花に映える

この池のハスは、古くから日本にある「和蓮(われん)」。「古代ハス」に近い品種と言われています。花は早朝に咲き始め、昼頃にはつぼみの状態に戻る、というサイクルを3日繰り返し、4日目には開き切った花びらをハラハラと落として散っていきます。
ハスの儚い美しさを存分に楽しむためには、午前の早めの時間に訪れることをおすすめします!

丸い葉の上に散った花びらも美しい
丸い葉の上に散った花びらも美しい

大きなピンク色の花が咲き誇る様子を見に、水元公園のハス池へ足を運んでみてくださいね。なお、ハス池はたいへん日当たりが良い場所にあります。日傘と帽子の支度や、水分補給をどうぞお忘れなく。

名称: 都立水元公園「ハス池」
所在地: 東京都葛飾区水元公園
アクセス: JR金町駅から京成バス 戸ヶ崎操車場行き(金61)または西水元三丁目行き(金62)で「水元公園」下車、徒歩約7分/JR金町駅から京成バス(金63)で「水産試験場跡」下車 徒歩約3分(土・日・祝のみ運行)
水元公園HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html

ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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