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【葛飾区】色鮮やかなてるてる坊主たちが見事!願いごとをしたくなる高砂天祖神社の七夕・てるてる飾り

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

梅雨らしいぐずついた天気が続き、晴れ間が恋しい今日この頃。高砂天祖神社では、7月1日(月)~15日(月)に、鮮やかなてるてる坊主たちが参道の一部を覆う「七夕・てるてる飾り」が実施されています。明るい色のてるてる坊主が並ぶ様子は、どんよりした空の下でも、気分を晴れやかにしてくれます!

高砂天祖神社の石鳥居
高砂天祖神社の石鳥居

京成高砂駅から徒歩で5分ほど、閑静な住宅街に高砂天祖神社があります。大きな石鳥居をくぐって参道を歩くと、手水舎の前に、10色のカラフルなてるてる坊主たちが参拝者を見守るように飾られています。灰色の空が続く梅雨時に、はっと息を吞むほどの鮮やかさです。

参道の上を覆うてるてる飾り
参道の上を覆うてるてる飾り

高砂天祖神社の主祭神は、太陽をつかさどる天照大神。氏子の方々が梅雨の間も楽しく過ごせるよう、昨年からこの時期にてるてる飾りを参道に設置しています。
初日の7月1日に足を運んだところ、月詣りをする人が次々に訪れては、色鮮やかなてるてる飾りに目を留めていました。地域の方々に深く親しまれている神社であることがよくわかります。

鮮やかなてるてる飾りが御社殿に映える
鮮やかなてるてる飾りが御社殿に映える

こちらの神社が建立されたのは鎌倉時代。当時の領主、葛西清重氏の勧請により、伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮から分霊を受けて創建されました。
現在の社殿は、伊勢神宮の式年遷宮の材を用いて、1961年に再建されたもの。荘厳な御社殿は、穏やかな空気に満ちています。

厳かなたたずまいの御社殿
厳かなたたずまいの御社殿

千木が輝く御社殿の横から見た眺め
千木が輝く御社殿の横から見た眺め

七夕・てるてる飾りの期間中は、御社殿の正面扉の左右に葉竹が立てられており、右の扉の前には短冊も用意されています。御社殿の左横には、絵馬を書くためのテーブルとペンがあり、落ち着いて短冊に願いごとを綴ることができますよ。

正面扉前の立つ七夕の葉竹
正面扉前の立つ七夕の葉竹

テーブルの後ろにはたくさんの風車が飾られており、風に吹かれてカラカラと音を立てています。明るい色の風車がくるくると一斉に回る様子に、涼しさと癒しを感じます。

カラカラと涼しげな音を立てる風車
カラカラと涼しげな音を立てる風車

境内の紫陽花の奥にてるてる坊主が見える
境内の紫陽花の奥にてるてる坊主が見える

雨の合間を縫ってお出かけの際には、高砂天祖神社でカラフルなてるてる坊主を眺め、願いを込めた短冊を御社殿の葉竹に吊るしてみてはいかがでしょうか。心が安らぎます。

施設名: 高砂天祖神社
住所: 東京都葛飾区高砂2-13-13
七夕・てるてる飾りの期間: 2024年7月1日(月)~15日(月)
アクセス: 京成高砂駅から徒歩約5分
公式HP https://takasago-tenso-jinjya.amebaownd.com/

ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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