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結婚相手とどこに住む? 自分の今までの生活を捨てられない問題について~婚活道場からの宿題その53~

大宮冬洋フリーライター
結婚相手は敵ではなく最大の味方です。譲ることで絆が強まります。絵:つぼいひろき

 こんにちは。大宮です。東京の西側、「多摩地方」とか「武蔵野」と呼ばれるエリアで生まれ育ちました。繁華街と言えば新宿か渋谷か吉祥寺。東京の東側である銀座や浅草などは縁遠く感じるほど狭い行動範囲ですが、このエリアで人生が完結することを疑っていませんでした。
 そんな僕が再婚したのは12年前。相手は愛知県で家業の町工場を継いでいました。生活の場は移せません。だから、妻に合わせて僕が愛知県蒲郡市に移り住みました。僕たちは仕事でもプライベートでも東京での用事が多いので都内にも滞在場所はあります。ただし、僕が慣れ親しんだ西側ではなく東側の門前仲町です。東京駅からの利便性や、妻の取引先までの近さを考慮しました。
 このように書くと、僕が一方的に譲っているように見えるかもしれません。でも、妻にはライター仕事をあれこれ手伝ってもらっていますし、東京にいる親の世話も一緒にできています。僕自身も蒲郡や門前仲町で新しい人間関係ができて世界が大いに広がりました。「損して得取れ」という商売用語を体現できているような日々です。今日はマチコ先生と一緒に「結婚したらどこに住む?」問題について語り合いました。

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フリーライター

僕は1976年生まれ。40代です。燦然と輝く「中年の星」にはなれなくても、年齢を重ねてずる賢くなっただけの「中年の屑」と化すことは避けたいな。自分も周囲も一緒にキラリと光り、人に喜んでもらえる生き方を模索するべきですよね。世間という広大な夜空を彩る「中年の星屑たち」になるためのニュースコラムを発信します。著書は『人は死ぬまで結婚できる』(講談社+α新書)など。連載「晩婚さんいらっしゃい!」により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。コラムやイベント情報が読める無料メルマガ配信ご希望の方は僕のホームページをご覧ください。(「ポスト中年の主張」から2017年3月に改題)

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