【京都市】右京区 『花の天井』で有名な山城国最古の八幡宮『平岡八幡宮』は弘法大師空海ゆかりの神社!
京都市右京区にある『平岡八幡宮』。
いつも「高津商会」が大変お世話になっている「神護寺」さんへ続く時代劇のロケ地としてもよく出てくる周山街道につづく道にあります。
『水戸黄門』など時代劇のロケにも使われている神社でもあります。
弘法大師空海が14年間滞在していた高雄山『神護寺』の守護神として、809年12月10日に豊前国の宇佐八幡宮から勧請。
自ら描いた僧形八幡神像を御神体として創建された山城国最古の八幡宮として知られています。
本殿は室町時代に焼失してしまいましたが、足利義満により再建されました。
現在の本殿は文政9年(1826年)に造営されたものだそうです。
有名な『花の天井」は5月15日まで特別拝観できます。本殿の内陣天井に描かれた『花の天井』は、極彩花絵で44面。
『花の天井』の色鮮やかで優美な彩色画を描いたのは綾戸鐘次郎藤原之信。
そして本殿はなんと、京都市内に現存する数少ない切妻造です!
愛らしく、かわいい花みくじもありました。
梅ヶ畑の梅と白玉椿伝説もあります。白玉椿が一夜で花開き、願いが成就したといわれているそう。
来年は、この椿を拝見して願い事が成就されるように祈りたく思います。
また庭園「椿の小径」には約200種の椿が植えられているそうです!
境内には見所がたくさん!
弓の達人といわれた源為朝が射抜いたといわれる石もありました。
「山の神石」は獅子の形のしたさざれ石。
歌舞伎「靭猿」の舞台背景の社として、「平岡八幡宮」が登場するそうです!
平成十二年に京都市の有形文化財に指定されている本殿だけでなく、見所がたくさんの『平岡八幡宮』。
毎年10月の祭礼「三役相撲」は地元の子供と大人が取り組み、神の加護を受けた子供が勝つという古くから伝わる神事もありますよ!
平岡八幡宮
京都市右京区梅ヶ畑宮ノ口町23