【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part203:おめでたい日はわかめスープ 他
みなさん、こんにちは~!
今回も「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をお届けしていきますよ!
韓国ドラマを見ていると、日本人はあまりしないちょっと変わった行動や日本にはない習慣を発見することがありますよね!
このシリーズでは、そんな気になるネタを拾って、どんどん深掘りしていきます♪
みなさんが知らなかった韓国に出会えるかもしれませんよ~!
さて、今回はお祝いごとに関する不思議を探っていきます!
1つ目はこちらです~♪
「1歳の誕生日は一大イベント!」
子どもが産まれて初めて迎える誕生日は、家族にとって大切な行事のひとつですよね!
日本でももちろん1歳のお誕生日のお祝いはしますが、韓国ではそれを上回るくらい、かなり盛大なイベントをするんです!
この誕生日を祝うパーティーには、親戚や友人、知人などを招いて、レストランやホテルを貸し切った会場で行うことが多いです。
会場を貸し切りだなんて、まるで結婚式かと勘違いしてしまいますね!
この満1歳の誕生日を祝うために行うパーティーのことを、「돌잔치(ドルチャンチ)」といいます。
なぜ、1歳の誕生日に力を入れてお祝いするのか不思議ですよね?
昔の韓国では、病気や飢えなどによって、1歳の誕生日を迎えられずになくなった赤ちゃんが多かったことが理由のようです。
1歳まで無事に育ってくれてありがとうという気持ちと、これからも健やかに成長しますようにという親の願いを込めて、돌잔치(ドルチャンチ)をするようになったんですね。
どんなことをするかというと、돌잡이(ドルチャビ)という選び取りの儀式をします。
最近では、日本でもする家庭が増えてきましたよね。
赤ちゃんの前に、お金や鉛筆、マイク、糸などを置いて、好きなものを選ばせます。
お金を選べば将来はお金持ちに、マイクを選べば将来は歌手といったように、選んだものによって将来どんな人になるかを占うものなんです!
その他にも、お餅や肉、魚、わかめスープ、果物などが並べられた祝膳が用意されます。
この祝膳は돌상(ドルサン)といい、돌상(ドルサン)の前に主役である赤ちゃんが、伝統衣装を着て座ります。
見た目にもかなり華やかな雰囲気なんです!
このように昔から続いてきた伝統が今もなお、大切に受け継がれているというのは、素敵なことですよね!
子どもの成長を喜ぶ親の気持ちは同じですが、お祝いの仕方が国ごとに違うのは非常に興味深いです!
続いては、こちらをどうぞ♪
「おめでたい日には、わかめスープを用意する」
先ほども、わかめスープが出てきましたが、お祝いごとにわかめスープは欠かせない料理なんです。
韓国ドラマに出てくる誕生日のシーンでは、必ずといっていいほど食卓に並んでいますよね!
大ヒットした「愛の不時着」というドラマでも、主人公ユン・セリの家族がセリの誕生日にわかめスープを食べていましたよ。
誕生日にわかめスープと聞いて、ケーキは食べないの?という声が聞こえてきそうですが、もちろんケーキでお祝いもします!
それとは別に、食事のときにはわかめスープを食べるというのがお決まりなんです。
お祝いごとになぜわかめスープなのかというと、お母さんへの感謝の気持ちを忘れないためなんですね。
韓国では出産後に身体の回復のため、1~2週間くらい栄養たっぷりなわかめスープを毎日飲むんです。
そのため、わかめスープには大変な思いをして産んでくれたお母さんに対する、感謝の思いが込められています。
お祝いごとに欠かせないわかめスープには、こんな素敵な由来があったとはびっくりですよね!
韓国ドラマに出てくるわかめスープに、これからも注目してみてくださいね♪
いかがでしたか~?
今回は、おめでたい日のお祝いの仕方について書いてみました~♪
似ているところもあれば、日本では馴染みのない習慣もありましたね!
お祝いごとにもたくさん気持ちがこもっているところが、家族を大切にする韓国らしいですよね~!
次回も、一緒に韓国の知られざる一面を探っていきましょう!
では、またお会いしましょう♪