【久留米市】梅雨の風物詩、約4,500株の紫陽花が高良山中を彩る。「高良山あじさい園」が見ごろに。
グルメ情報やイベント情報、自然や観光、神社仏閣(歴史)などなど、久留米市の「いいコレ」!! と思う素敵なスポットを発信している福岡県の久留米市情報ライター「いいコレ+」です。
今回ご紹介するのは、福岡県久留米市御井町の高良山参道中腹にある「宝の山 高良山 あじさい園」です。
訪れたのは2024年6月20日、梅雨を彩る花「紫陽花」が見ごろを迎えていました!
「宝の山 高良山 あじさい園」をレポート!
今回は、高良大社の「第二ノ鳥居」から向かうルートで高良山のあじさい園に行ってみることに。
参道と参拝車道が分岐する所に建てられた二ノ鳥居。昭和44年9月、多くの方々の寄進によるものです。
登山参道には自然石でできた石段が並び、その先を進んで行くと、
左手には、高良の神さまがご鎮座の際に、神馬の蹄(ひづめ)の跡を残されたと伝えられる巨石「馬蹄石(ばていせき)」や「背くらべ石」が現れます。
この馬蹄石は「馬の足形」とも呼ばれ、古くは、この石が「神籠石(こうごいし)」と呼ばれていたそうです。
その先の石段を登り、左手に鎮座しているのが「伊勢天照御祖神社(いせみおやじんじゃ)」です。
桓武天皇の延暦三年(784年)伊勢国より遷座(せんざ)されました。筑後における最も由緒正しい皇大神宮(内宮)の分祀です。
筑後国一の宮 高良大社につきましては、以前詳しくご紹介していますので「こちら」をご覧ください。
そして、すぐ右手先にあるのが「宝の山 高良山あじさい園」の入り口となります。
高良山のあじさい園は、約3,000平方メートルと広大!
遊歩道が設けられており、色とりどりの紫陽花を見て回り楽しむ事ができます。
また、斜面になった一面には約4,500株もの紫陽花が咲き誇っており、
宝の山 高良山にしかない〝神秘的な景色”は息を呑むほど美しい紫陽花スポットです。
ちなみに、山間で斜面になっており、足元が悪い箇所もあるため動きやすい靴で来園されることをおすすめします。
入り口から下り、出口付近には2本の木が枝で繋がり、手を取り合う夫婦のように見える「夫婦榊」があります。
さらに、推定樹齢約400年の不老長寿の「まきの木」のそばには、二手に分かれた幹が途中で一つにつながる「愛のさざんか」があります。
ハートの参道などもあり、「愛のパワースポット」として人気となっています。
梅雨の風物詩である紫陽花は、まだまだ観賞を楽しめるかと思います。
今後のアジサイ状況などは「こちら」をご確認し、来園の目安にしてくださいね♪
【アジサイ情報】
宝の山 高良山 あじさい園
住所:福岡県久留米市御井町171
アクセス:お車をご利用の場合は、ニの鳥居より徒歩、もしくは第5・第6駐車場(13カーブの少し上、孟宗金明竹林そば)に車を停め、参道をくだってください。