【東京・神楽坂】フランスパンなのに、柔らかくてもっちもち!? 新食感の秘密とは?
1年間で巡ったパン屋はなんと200店舗!無類のパン好き「東京パン生活。」です。
みなさん「フランスパンは硬いもの」って思っていませんか?
今回ご紹介するのは、そんな常識を覆す「柔らかくてもっちもち」のフランスパンが人気のお店「パン・デ・フィロゾフ」さんです。
「パン・デ・フィロゾフ」は東京・神楽坂駅から徒歩3分の住宅街に位置する小さなお店。連日開店前から行列を作る人気店で、なんとミシュランの星付きレストランにもパンを卸している全国屈指の実力派なんです。
このお店では3種類のフランスパンが売られています(東京パン生活。Instagramで詳細レビューしています)。中でも一番人気は「アルファバゲット」。これが「フランスパンは硬い」という常識を覆す、柔らかくてもっちもち食感で、噛めば噛むほどに旨みが口の中に広がる絶品なんです。
その秘密は「湯種(ゆだね)」を使った製法にあります。「湯種」とは、小麦粉の一部に熱湯を加えてこねることで、まるで炊き立てのお米のようにもちもちにしたもの。これを生地の一部に使用することで、もちもちの食感を実現しています。
「湯種」を使った製法は成型が難しく、フランスパンには向かないとされています。高い技術を持った榎本シェフだからこそ作れる、他のお店では味わえない柔らかくてもっちもちのフランスパン。ぜひ足を運んで体験してみてください!