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冬ゴルフはスコアが伸びない? いえいえ、5つのポイントをおさえれば大丈夫!

野村タケオイラストレーター・ライター

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。最近めっきり寒くなってきました。寒くなってもラウンドに行きたくなるのがゴルフバカってもんなのですが、冬のゴルフっって難しい。芝が薄くなるし、ボールは飛ばなくなるし・・・。どうしてもスコアが悪くなっちゃうもんです。

でもね、冬ならではのプレーをすれば、スコアを崩さずに冬ゴルフを楽しむこともできるんです!今回はそんな冬ゴルフでスコアを出すコツを教えちゃいます!

まずは体を動かすことが大事!

まず冬ゴルフで考えることは技術やマネジメントではなく、体のこと!寒いと血流が悪くなり、どんどん体が固くなるんです。その結果スイングも小さくなり、テンポも速くなってしまいミスショットになる。

そこで、まずやるべきことは体を動かして、血流を良くすること。カートに乗るのを少し少なくして歩くとか、ショットの前には畑岡奈紗プロのようにピョンピョン飛ぶとかね。そしてシャドースイングでもいいので、しっかりと体を回す動きをすることが大事。自分がしっかりと体を回したときの形を覚えておいて、ゆっくりと体を回す。こうしておけばボールを打つときにも体がしっかりと回ります。毎ホールやるようにしましょう。

(左)ショットの前にはピョンピョン飛ぶ。(右)シャドースイングで体を動かしておく。
(左)ショットの前にはピョンピョン飛ぶ。(右)シャドースイングで体を動かしておく。

ドライバーは低い球で攻めるのもあり!

冬は確実に飛距離が落ちます。でもティショットはやはり飛ばしたくなるので、どうしても大振りになってしまいミスが出てしまいます。回らない体を無理に回すことでミスが出やすいんですよ。

なので、ティショットの場合は、あえてドライバーを短く持ち、コンパクトに振るというのがオススメ。そうすれば弾道が低くなるので、冬の硬いフェアウェイではかなりのランが出て、夏場よりも飛んだりすることがあります。コンパクトに振ることで方向性もよくなるしね。くれぐれも無理に飛ばそうとしないようにしましょう。

飛距離は落ちるのでアイアンのクラブ選びが大事!

アイアンの場合も冬は最低でも1番手くらいは飛ばなくなるので、それを考慮した番手選びをしましょう。風が吹いたりすればもっと飛ばないし。しかしグリーンを狙うショットの場合は、グリーンがカチカチで跳ねてしまうということも頭に入れて置かなければなりません。グリーン奥に外してしまうと、大叩きの可能性もありますからね。

気温、風、グリーンの硬さなどを考慮して番手を選びましょう。
気温、風、グリーンの硬さなどを考慮して番手を選びましょう。

そこで、あえて短めのクラブで花道に置くくらいのショットをイメージするの有りです。もし転がってくれればグリーンにオンするし、手前に止まったとしてもアプローチが優しいです。アイアンショットもくれぐれも無理しないように。

アプローチは徹底的に転がす!

冬のカチカチグリーンにはなかなかオンしませんから、どうしてもアプローチをすることが多くなります。しかし冬の薄い芝からのアプローチは本当に難しい。どうしてもチャックリしたり、それを嫌がってトップしたり。バウンスのあるSWでのアプローチは難しいんですよ。

そこでバンカー超えなどの場合以外は徹底的に転がすアプローチをおすすめします。パターで打てれば一番いいのですが、かなり短い距離の場合以外はUTやFWを使うほうが簡単です。

打ち方の基本は、まず右手がシャフトを握るくらいクラブを短く持ってボールの近くに立ちます。短く持ったことで余ったグリップは左わきの方に逃してアドレスします。ハンドファーストの構えになりますが、それでOK!あとは手首を使いすぎないようにして打ちましょう。フォローを無理に出す必要はないです

UTでのアプローチの構え方。短く持って近くに立つので少しヒールが浮く。
UTでのアプローチの構え方。短く持って近くに立つので少しヒールが浮く。

FWやUTはフェースの反発があるので、最初は少し飛びすぎるので注意しましょう。FWよりはUTのほうがロフトがあるので優しく使えると思います。

パターは薄め強め!

グリーン上に霜が降りている場合は注意が必要です。基本的にはスピードは遅く、曲がりも少なくなります。ですからラインは薄めに読み、タッチは強めに打ちましょう。霜がなくなり気温が上がってきたら、曲がり幅は少し多くなりますが、スピードはあまり速くならないので、少し強めに打ちましょう。

ボールマークを直すときにグリーンの硬さを確認し、硬いようであれば手前から転がすショット、柔らかくなってきていれば、グリーンに直接落とすショットでもいいでしょう。時間によってグリーンの状態は変わるので、、しかりと今の状態を把握して、攻め方を考えましょう。

霜が降りているとグリーンは遅く、曲がらなくなります。状況をよく見極めましょう。
霜が降りているとグリーンは遅く、曲がらなくなります。状況をよく見極めましょう。

とにかく冬ゴルフでは「無理をしない」ということが大事。無理はスコアを崩すだけでなく、怪我にもつながります。冬場のゴルフでしっかりを頭を使ったマネジメントをしておけば、春からの本格シーズンのための練習にもなります。体を冷やさないようにして、冬ゴルフを楽しみましょう!

野村タケオ

ゴルフバカイラストレーター。ゴルフ関係の雑誌やウェブサイトでイラストを書いたり、イラストコラムを書いたり。クラブの試打レポートなどもちょこちょこと書いています。

ワイワイ楽しくラウンドするのが大好きですが、競技にも挑戦しています。どちらかと言うとスライサーで、かなりのハイスピンヒッター。ただ、最近はスピンも減ってきて、つかまった球も打てるようになっております。ヘッドスピード42m/s〜43m/sくらい。小技でスコアを作るタイプ。ハンデキャップは7.6。ベストスコア70。

ブログ 野村タケオのゴルフバカな話

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YouTube 野村タケオのゴルフバカTV!

イラストレーター・ライター

ゴルフバカイラストレーターです。最近はイラストだけではなく、いろんなゴルフ関係の記事も書いております。YouTube「野村タケオのゴルフバカTV!」ブログ「野村タケオのゴルフバカな話」

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