コレ、東京駅の入口です。落書きだらけのアウトローな東京駅へ潜入【東京⇔有楽町間乗り換えルート】
日本一有名な駅かもしれない東京駅。赤いレンガの駅舎は撮影スポットとしても大人気ですよね。しかしあなたは知っていますか?東京駅の裏の姿を……。
今回は丸の内駅舎とは全く雰囲気が異なる、丸の内三丁目方面「2番出口」を紹介します。
また、この出入口を使うと便利な京葉線の乗り換え方法についても紹介しますので、ディズニーへ行くときにでも、立ち寄ってみてください!
東京駅より有楽町駅の方が近い出入口
今回紹介する出入口の最寄りは、東京駅ではなく有楽町駅なんです。東京駅の出入口なのに、有楽町駅のほうが近い……。不可解なねじれ現象が起きているみたいで、この時点でワクワクします。たしかに、東京駅広いもんなあ。
有楽町駅の京橋口から出発してみましょう。
アトレなどの駅ナカ、駅前商業施設で栄えるきれいな有楽町駅を離れて、高架下へ入りましょう。
渋い……この時点でかなり渋すぎる。ほんとうに私は東京駅へ向かって歩いているのだろうか?
昭和感の強い高架下の飲み屋街を、信じてまっすぐ進みます。
落書きだらけの高架下には、居酒屋や雀荘が並び、路上喫煙禁止の張り紙がいたるところに貼られていました。
東京駅のすぐそばに、こんな雰囲気の場所が残っていたなんて。タイムスリップしたような、別世界線に移動したような、ふわふわした感覚に陥ります。いつかこの辺のお店で食べてみたいな。
高架下から通り沿いに出たとき、今回の目的地は突然現れました。
あったーーーーーーー!!!!
たしかに書いてあります。「東京駅」と。
あまりにもこじんまりとしていたので、地下駐輪場や地下道への入口かと思いました。私たちが知る「あの」東京駅のキラキラ感がまったくないのですよね。なんというか、「メトロポリタン」という感じがゼロです。東京駅が栄えなかった別世界線に来たみたいだ……。これはもう、「東京駅の裏側」といって過言ではないでしょう。
ここを降りた先には、どんな東京駅があるのでしょうか。
東京駅に裏口から潜入する
異質な出入口から地下へ、長い長い階段が続いているようです。さっそく潜入してみましょう。
東京駅、着いた!!
京葉線ホーム(の上)に到着しました。
小さな改札がありました。東京駅のサイズ感じゃない……。
せっかくなので、京葉線に乗って舞浜まで行き、駅前のスタバでフラペチーノを飲んで帰ります。荒廃した異世界から夢の国にトリップしたような温度差の一日でした……。
有楽町駅から京葉線へ乗り換える裏ワザ
「裏ワザ」といっても、有楽町駅には大々的に案内がありましたので、知っている人も多いかもしれません。
今回紹介したルートで、山手線品川方面から京葉線への改札外乗り換えが可能です。(秋葉原・神田方面からの改札外乗り換えはできません。一度精算が必要になります。)
東京駅内での京葉線への乗り換えって、遠いですよね~。「1秒でも早く乗り換えたい!」という人は、こっちのルートを使ってみるのもおすすめします。どおりで、急ぎ足のサラリーマンが多かったわけだ。
なお、乗り換えにはちょっとした手続きが必要です。以下ご参考ください!
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①有楽町駅の京橋口改札にて駅係員に「京葉線へ乗り換えたい」旨を伝える
②駅係員から案内書をもらう
③本記事のルートで東京駅に向かう
④東京駅の京葉線改札口にて、案内書を駅係員に渡す
⑤京葉線に乗る!
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東京駅の京葉線改札では、案内書を入れる箱のようなものが設置されており、たくさんの紙が入っていました。みんな活用しているんだ……。
なお、案内書を入れたら、改札はそのまま通ってOKです。不安で「ICカードをタッチしなくていいですか?」と聞いたら、食い気味で「そのままお通りくださーい」と返答をいただきました(笑)。よっぽど毎日同じ質問されているんだろうなあ。
今回は東京駅の意外な姿と、有楽町駅からの乗り換えルートについて紹介しました。
この出入口は乗り換えで使わない人でも一見の価値あり! 有楽町駅に来たときはぜひディープな雰囲気を味わいに訪れてみてくださいね。
マニアックなスポットへの散歩や旅に興味のある方は、ぜひフォローしてくださると嬉しいです! ではまた次の旅で。