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イマーシブ・フォート「#イマハロ」で見たハロウィンの二面性。昼と夜でガラッと変わるショーに没入しよう

ぼっちのazumiさんマニアックひとり旅ライター

あなたは「ハロウィン」と聞いて、どんなイメージをもちますか?

子どもたちが「トリック・オア・トリート!」とお菓子をもらうイメージ?
本格的な仮装で街を歩いたり写真を撮ったりするイメージ?
幽霊やゾンビが襲ってくるホラーなイメージ?

そのぜんぶ、「イマーシブ・フォート・東京」にあります。

今回はイマーシブ・フォート・東京初のハロウィンイベント、「#イマハロ(イマーシブ・フォート・ザ・ハロウィン)」で体験した、2つのイベントを紹介します。

※参考:公式サイト
みんなでつくる「新たなハロウィンの聖地」へ #イマハロ(イマーシブ・フォート・ザ・ハロウィン)開催

<#イマハロ(イマーシブ・フォート・ザ・ハロウィン) 実施概要>
開催期間:2024年9月13日(金)~2024年11月30日(木)
開催時間:12:00~20:00

入口のスクリーンの様子。いざ、イマーシブの世界へ!
入口のスクリーンの様子。いざ、イマーシブの世界へ!

【昼ハロウィン】ハッピーな仮面舞踏会、「ハロウィン・マスカレード」

まずは、明るく楽しくハッピーなハロウィンから。

日中の12:00~17:00には、館内中央にあるゴールデンプラザで「ハロウィン・マスカレード」が開催されています。

「マスカレード」、つまり仮面舞踏会の必須アイテムといえば……

仮面!ですよね。

ショーが始まる前、こちらの仮面を無料でもらえますので、受け取ってつけてみましょう。顔につけるのが恥ずかしい人は、頭にかけたり、首にかけたりしてもOK!

舞台となるゴールデンプラザがあるのは、市政200周年を迎える「フォルテヴィータ」という街。お祝いムードのなかで、生歌&生演奏やダンスのパフォーマンスが目の前で始まりました。

ド派手衣装の歌姫
ド派手衣装の歌姫

軽快にステップを踏みながら演奏するバイオリニスト
軽快にステップを踏みながら演奏するバイオリニスト

ダンサーたちが目の前で魅せる
ダンサーたちが目の前で魅せる

途中、観客も巻き込んだ簡単なダンスもあります。さすがイマーシブ。

恥ずかしい……なんて思う人も、仮面があるぶん、ちょっと踊りやすいかも? 参加型の雰囲気にためらっていた人こそ、ハロウィン期間はおすすめかもしれません。

ダンスの最後には、ぐるぐると舞台の周りを観客みんなで周りました。なんで周るのって根源的にこんなにワクワクするんでしょうかね。もう、踊れるとか踊れないとか関係ない! テーマパークで身体動かすの楽しい……!

最後にはハロウィンカラーの紙ふぶき!

「ああ、これがひと目見たかったイマーシブ・フォート・東京だ……」と思って感極まりました。オープン当初、よくテレビや広告で目にしていたイメージでした。

初めて行ったのがハロウィン期間だったけれど、このシーンが見れてよかったなあ……。

紙ふぶき舞い散るなか、最後にはダンサーさんがハロウィンの飴を配ってくれました。

もちろん合言葉は、トリック・オア・トリート!

子どもだけでなく、大人でももらえました。ただ、時間に限りがあるのでしっかりアピールして、大きな声で欲しがりましょう!

【夜ハロウィン】パーク全域をゾンビが襲う「ハロウィン・パニックナイト」

※ストーリーのネタバレを含みます。ご注意ください。

17:00~閉館までのあいだ、先ほどまでハッピーな雰囲気だったゴールデンプラザの雰囲気はガラッと変わり、ハロウィンのホラーな一面が顔を出します。

17:00からゴールデンプラザで開かれていたのは、「フォルテヴィータ」市政200周年祝賀イベント。ただ、正体不明のウイルスの感染拡大が報道されているなかであり、祝賀イベント中も、周りで見る市民からヤジが飛んできます。

この時点で、日中の「ハロウィン・マスカレード」とはあまりにも違うピリリとした空気……。どうなる、フォルテヴィータ。

そして、祝賀イベント中に上空をウロウロしているヘリコプターの存在も気になります。

いや、どんどん近づいてきていませんか!?

次の瞬間、大きな音とともに舞台の後ろが燃え上がりました。ヘリコプターが墜落してしまったのです……。

そこからはもう、ゾンビ、ゾンビ、ゾンビだらけ!

観客はパーク全域に散り散りとなり、あちこちでゾンビに遭遇することとなります。

※以下、リアルなゾンビの写真が出ます

液体を口から吐き出す巨大ゾンビと、足の速い細長ゾンビ。結構個性がある。
液体を口から吐き出す巨大ゾンビと、足の速い細長ゾンビ。結構個性がある。

振り返ったらこんなに近くにゾンビが! なんてこともしょっちゅう
振り返ったらこんなに近くにゾンビが! なんてこともしょっちゅう

怖い! けれど、ちょっと愛らしい個性豊かなゾンビたち。

本格的なホラー体験なので、最初はびっくりしてしまいますが、だんだんとゾンビそれぞれの動きや特徴をじっくり楽しめるようになってきました。

もちろん、ぶつかったり噛みついたりはしませんので、ご安心を。

18:00からはゾンビたちによる盛大なDJタイムが始まりました。観客もスマホライトを掲げ、みんなで一体になります。日中の生演奏もさることながら、こっちも本格的なパフォーマンス。1日で何回も、プロによるホンモノのショーを見ることができて、エンタメ欲がお腹いっぱいに満たされます。

17:00から発生したゾンビたちは、閉園時間までウロウロしているそうなので、焦らず、他のアトラクションや雰囲気も楽しみながら、館内をぶらぶらしてみるのがいいかもしれません!

館内の装飾もハロウィン仕様に!

ハロウィン期間中は館内の装飾も変わります。

ハロウィンの仮装やコスプレをして写真を撮りたい人、映え壁、映え背景があちこちにありましたよ。

至る所にガイコツも
至る所にガイコツも

あちこちに貼られたポスター。実はハロウィン・パニックナイトの伏線……。
あちこちに貼られたポスター。実はハロウィン・パニックナイトの伏線……。

楽しい&怖いハロウィン、ぎゅっと数時間で楽しむならイマーシブ・フォート東京

今回滞在していたのはたった3時間ほど。それなのに楽しいハロウィン、怖いハロウィンの両方をぎゅっと体験することができました。

しかも、今回紹介したイベントはすべて、1dayパスがあれば追加課金なしで楽しめるもの。「イマーシブ・フォート・東京って有料アトラクションに課金しなきゃ楽しめないのかな?」と思っていましたが、まったくそんなことはありませんでした。

「ハロウィンを楽しんでみたいけれど、10/31に大都市へ行くのはちょっと気が引ける……」なんて思っている人も、イマーシブ・フォート・東京なら安全にはっちゃけられるはず。11/30までのロングランイベントですので、好きなタイミングで気軽に、ハロウィンデビューしてみましょう。

マニアックなスポットへの散歩や旅に興味のある方は、ぜひフォローしてくださると嬉しいです! ではまた次の旅で。

※本記事制作にあたり、イマーシブ・フォート・東京のハロウィンイベントにご招待いただきました。記事はガイドラインに基づき公平中立に執筆しています。

マニアックひとり旅ライター

ひとり旅、ひとり散歩が好きなライターです。観光ガイドに乗っていないような裏スポットや、日常では通り過ぎてしまうようなニッチな場所によく出没します。「知らなかった、自分も行ってみたい」と思ってもらえるような情報をお届けします!

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