Yahoo!ニュース

【名古屋市】地元ライター厳選。名古屋といえばここ!家族・カップル向けの「東山沿線のベストスポット」

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

名古屋を走る路線に合わせて、地元ライターのおすすめスポットをピックアップしてみようという本企画。今回は名古屋市営地下鉄・東山線からご紹介します。

東山線のテーマは、家族やカップルで楽しめるスポットが多い点です。洗練されたスポットから、家族水いらずの時間が過ごせる穴場スポットまで取り上げていきましょう。

【東山公園】東山動植物園(名古屋市千種区)

東山公園駅から徒歩すぐの「東山動植物園」。高くそびえる東山スカイタワーが目印の市営動植物園です。

動物園としては敷地面積・飼育種類ともに日本最大級を誇っており、アクセスの良さと良心的な料金設定も相まって、主にファミリー層から絶大な支持を得ています。2018年は日本全国の動物園の中で2番目に多い入園者数を獲得しました。

そんな東山動物園の目玉といえば、今や押しも押されぬ人気者・ニシローランドゴリラの「シャバーニ」くんでしょう。

ビジュアルの格好良さだけでなく、群れのボスとしての迫力、子供を見守る優しい眼差し、そして時にはお客様サービスで見せる無邪気なドヤ顔など、実に色々な表情を見せ「イケメンすぎる!」と全国的に話題を呼んでいます。

<東山動植物園>
住所:愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
営業時間:9:00~16:50
定休日:月曜日
電話番号:052-782-2111
アクセス:地下鉄東山線・東山公園駅より徒歩5分

【本郷】猪高緑地(名古屋市名東区)

都会のイメージが強い名古屋の中でも、美しい里山の原風景が残り、美しい自然を堪能できる「猪高緑地(いたかりょくち)」。棚田や湿地など、名古屋に本来根付いている自然の豊かさを感じられるスポットです。

変化に富んだ遊歩道が整備され、短時間で気持ちの良いハイキングを楽しめます。

オススメは、名古屋で2番目に高い「親鸞山(しんらんさん、標高111.6m)」を目指すルート。生命力溢れるナラの原生林が美しいです。途中には、木曽の名峰「御嶽山(おんたけさん、標高3,067m)」を望む展望台も!

また展望台の正面には、愛知県の名山・猿投山(さなげやま)を背景として、日進・長久手の町を一望。緑と青のコントラストがとても爽快です。

<猪高緑地>
住所:愛知県名古屋市名東区猪高町
電話番号:052-703-1300
アクセス:名古屋ICから車で約5分(緑地西側の駐車場に止めましょう)
※駐車場は9:00~16:45まで

【覚王山】揚輝荘(ようきそう)(名古屋市千種区)

かつて松坂屋の初代社長・伊藤次郎左衛門祐民(いとうじろうざえもんすけたみ)によって築かれた別荘「揚輝荘」。覚王山の一角にひっそりと佇んでいます。

メインの建物である「聴松閣(ちょうしょうかく)」は、入場料300円を払うと見学できます。中でも見どころは地下ホールです。

なんとこの部屋には、松坂屋の初代社長・伊藤次郎左衛門祐民が行ったインド・ビルマでの仏跡巡礼旅の記憶が散りばめられていのです。

ホール全体を覆う柱一つ一つに施される装飾、仏画が施され、ついにはアジャンター石窟寺院を模した場所まで。いかに彼の旅が印象的なものであったか?見学しているこちら側にも伝わってきます。まるで外国を訪れたかのような、異色の空間になっていて面白いですよ。

<揚輝荘>
住所:愛知県名古屋市千種区法王町2-5-17
営業時間:9:30〜16:30
休館日:月曜日(祝日の場合はその直後の平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:300円
電話番号:052-759-4450
アクセス:地下鉄覚王山駅から徒歩10分弱

【池下】ナゴヤセントラルガーデン(名古屋市千種区)

パン屋さんやカフェ・スイーツ、和食からイタリアンまで揃っているグルメスポット「ナゴヤセントラルガーデン」

東京の表参道や代官山のイメージを参考に、豊かな都市文化洗練された生活風景が交わる町づくりの一環として整備されているスポットです。

お店がいくつか軒を連ねていますが、筆者のイチオシは「池下カフェ 花ごよみ」さん。お店を代表する隠れ看板メニューの「デカ盛りローストビーフ丼(税込1,500円)」が絶品なのです。

お皿の一面にローストビーフがふんだんに盛られており、お肉の旨みを「これでもか!?」というほど楽しめます。そしてお肉の旨みの後にガツンとくる濃厚なソース。両者の相性抜群ですよ!

<ナゴヤセントラルガーデン>
住所:愛知県名古屋市千種区高見2丁目8
アクセス:地下鉄東山線・池下から徒歩10分弱

【名古屋駅】ニッコースタイル名古屋(名古屋市中村区)

高いデザイン性と宿泊以外の付加価値を備えた「ライフスタイルホテル」。三密回避やお籠りステイなどの需要に対応できる旅行先として、より一層注目を集めるようになりました。

2020年8月に開業した「ニッコースタイル名古屋」は、オークラニッコーホテルズの手がける名古屋初のライフスタイルホテル。全室30平米のお部屋やロビーなど、ホテルの至るところに名古屋らしさが垣間見れ、付加価値の高い宿泊体験が楽しめます。

一方で、館内にカフェやバーがあるのもライフスタイルホテルならではのポイント。宿泊だけでなく、ふらっと立ち寄って気軽に利用することも可能です。

中でもぜひオーダーして欲しいのが、名古屋で有名なTRUNK COFFEEとのコラボコーヒー心地よい酸味と苦味が感じられるホテルオリジナルブレンドは、ここでしか飲めない至極の一杯です。

<ニッコースタイル名古屋>
住所:名古屋市中村区名駅5-20-13
営業時間:Style Kitchen
カフェ&Bar 10:00 ~ 21:30(20:30)
※土曜日は~ 22:00(21:30)
※日曜は~18:00(17:30)
電話番号:050-5597-8753
アクセス:名古屋駅から徒歩約10分

いかがでしたでしょうか。藤が丘から名古屋駅を一本で繋ぐ、名古屋の大動脈である東山線名古屋で観光を楽しむならココ!という名所が勢揃いで、この沿線は飽きることがありません。

今回ご紹介できていませんが、覚王山付近にはパティスリーなど、スイーツの名店も多いのでまたご紹介したいと思います。

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

土庄雄平の最近の記事