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【家の手帳】どの部屋のどの電球をいつ交換した?家の手帳に型番と交換時期と購入価格を書いておこう

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手
電球の型番はおぼえにくい

電球の交換をメモしよう

 家の中の照明器具の電球。ふとした瞬間に切れてしまい、不便さを感じることがあります。交換の機会はそうそう多くはありません。ですが、いざ交換するとなると面倒くさい。なにより、照明器具は天井付近です。カバーを外して、電球からケーブルを外して、電球を外して、型番を確認してとなると、それはそれで面倒です。

 そこで、電球のメインテナンスの記録をしておきましょう。

 こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。今回は、家のメインテナンスの手帳を用意し、そこに、メインテナンスの記録を残しておこうという提案です。

家の手帳を用意する

家の手帳はバインダー式がいい。これは、システム手帳のA5サイズリフィル
家の手帳はバインダー式がいい。これは、システム手帳のA5サイズリフィル

 まず家の手帳を用意しましょう。

 家の手帳は、家のことを記録する専用の手帳です。予定は書きません。

 主に書くのは、たとえば害虫駆除グッズの設置場所やその日時。冬ならば、灯油の購入時期と給油の日時、およびその価格などです。

 タイプとしては、バインダー型がいいでしょう。システム手帳やルーズリーフなどですね。ここに月間の予定記入欄を用意します。あとは普通の横罫や方眼のリフィルを入れます。そして1枚につき1つのテーマで情報を記録していきます。

電球を特定

 今回の電球の場合は、以下の事を記録します。

 まずどこの部屋か。次に以下の項目です。

・交換した電球の型番と本数

・スタート球の型番と数

・それぞれの価格

・交換の日時

 これに記録します。

部屋の場所と電球それぞれの型番、それに交換した日付を書いておく
部屋の場所と電球それぞれの型番、それに交換した日付を書いておく

 すると、次に電球が切れたりトラブルがあったりしたときには、家の手帳を見ればすぐにわかります。そこに書いてある電球を、近所で買うなり、またはオンラインショップで注文するなりすればいいわけです。

 もっとも、最近は蛍光灯もLEDのものに置き換わりつつあります。

 それにともない、長寿命化もすすんでいます。交換の機会そのものが激減しているとも言えます。

 ともあれ、万一電球が切れても手帳を見ればすぐに必要な物がわかります。

 さらに、不意のアクシデントでなければ、交換の時期がだいたい何年ぐらいなのかが記録からわかるわけです。

 というわけで、ぜひ家の手帳、そして各種メインテナンスの記録を残しておきましょう。家の手帳については、今後もまたいろいろな目的の記録を紹介したいと思います。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は日経新聞「あとがきのあと」登場ほか、大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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