【豊田市】見かけたらラッキーかも! 「ロバのパン」が、豊田市でも移動販売してるって本当??
昭和30年・40年代には、豊田市にも「ロバのパン」の馬車が走っていたそうですよ〜!
約95年の歴史をもち「ロバが馬車を引くパン屋さん」として、昭和の時代にたくさんの人に愛されてきた「ロバのパン」
筆者も以前、情報番組でお見かけしてずっと気になっていたのですが・・・
なんと、豊田市でも「ロバのパン」が購入できるという情報をもとに、今回「豊田ラッツ」さんに伺ってきました!
「ヤマダ電気」や「スーパースポーツゼビオ」などの店舗が並ぶ、東新町の「豊田ラッツ」
1階駐車場に響きわたる「パン売りのロバさん」の歌に引き寄せられて行ってみますと・・・
中央の入口付近に、こちらの車が停まっていましたよ〜
昭和30年、40年代には全国に170カ所もあった「ロバのパン工房」ですが、現在では4カ所ほどになってしまったそう。しかも、販売車は岐阜県に3台、四国に2台ほどと、なかなかお目にかかれない、とっても希少な「伝説の蒸しパン」なんです。
販売車の中は・・・
こんもりと膨らんだ可愛らしい蒸しパンが並び、ちょっぴりレトロな雰囲気が漂います。
この日は7種類の蒸しパンが並んでいて、お店の方に伺ったところ、昔から「ロバのパン」を知っている方は「つぶあんパン」や「黒糖パン」を。
オフィス街などに移動販売に行かれた際には「紅茶パン」や「抹茶パン」が人気があるそう。
そして「チョコレートパン」「カスタードクリームパン」は、お子さまのおやつに。
「ロバ季 フルーツパンチ」は、学生さんがよく購入されていくそうですよ!
ということで。
今回は、数量限定と書かれた「ロバ季 フルーツパンチ」と「紅茶」を購入してみました↓
「電子レンジで30秒温めると美味しくなる」と伺いまして温めたところ、みっちりモチモチの蒸しパンに。
通称「ゼリーパン」と呼ばれる「ロバ季 フルーツパンチ」は、優しい甘さの生地にフルーツの甘酸っぱい味わい。ゼリーが混ぜ込まれたポップで可愛らしい断面はこんな感じでした↓
ちなみにですが・・・「ロバのパン」の名称で親しまれているこちらのお店。実際にはロバは調教が難しく、木曽馬などの小型の馬での販売をされているところが多かったそうです。
しかし「飛騨高山」では、ロバが馬車を引いての販売をされていたとのことで、貴重なお写真も見せていただきましたよ↓
現在では自動車での移動販売となりましたが、蒸しパンの製法などは当時と変わっていないそう。昭和の大切な食文化、これからも受け継がれていって欲しいですね!
さて。
そんな、昭和の時代に子どもたちに夢を届け続けた、伝説の蒸しパン「ロバのパン」
豊田市での、4月の出店は「トヨタ生協メグリア本店」と「豊田ラッツ」での催事情報がお店のInstagramにも出ていました。
さらに、お店の方に伺ったところ、道路で移動販売をされていることもあるようですので、見かけたらぜひ声をかけてみてくださいね! (※移動販売では常に移動してしまうのでInstagramでの告知はなし。細い道を走ることが多いそうですので、見かけたらラッキーですよ! )
【ロバのパン工房 4月の催事情報(豊田市)】
◎トヨタ生協メグリア本店:4月19日〜4月25日(店内販売)
〒471-0833 愛知県豊田市山之手8丁目92
◎豊田ラッツ:4月22日・4月23日(移動販売車)
〒471-0045 愛知県豊田市東新町6丁目17−1
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