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成功する人と失敗する人の違い。行動する人、しない人、そして行動し続けられる人。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日のテーマは、「行動する人、しない人、そして行動し続けられる人」です。

私は、中学校3年生のとき、学校で行われた視力検査で、右目0.4、左目0.7と告げられました。そして先生から、「眼医者に行くよう」言われました。← 48年前の話です。

学校の近く、家の近くの眼科医に行ったら、「あなたの場合は、仮性近視を通り越して、真性近視になっている。このまま放置しておけば、目に負担がかかり、どんどん目が悪くなる。だから、出来るだけ早くメガネ屋さんに行って、メガネを作ってもらいなさい」と言われました。そして医師は、私に、提携しているメガネ屋のパンフレットを差し出しました。

私はメガネをかけるのが嫌でした。とても不自由になる気がしたからです。それで眼科医に言いました。「メガネをかけるのは嫌です。だからメガネ屋には行きません」
私は、医師にパンフレットを突き返しました。すると医師は、怒りながら言いました。「このまま目が悪くなっても知らないからな」と…。

私は、その足で本屋さんに行って、「目が良くなる方法」という本を買いました。確か、680円だったと思います。そして、家に帰ったら、玄関に父や母が飛んできて、そしてこっぴどく叱られました。私はそこで初めて、眼科医が私の家に電話をかけたことを知りました。

父が言いました。「医者が『メガネをかけなさい』と言っているのが、何でわからないんだ」 母が言いました。「いいから、お医者さんやお父さんの言うことを聞きなさい。明日、メガネ屋さんに行きなさい」

私は「嫌だ。メガネをかけるのは、絶対に嫌だ」と言って、2階に行きました。そして自分の部屋に入って、買って来た本を読み始めました。すると兄が、突然、私の部屋に入って来て、こう言いました。「お前は馬鹿か? そんな本を読んで目が良くなるんだったら、世の中じゅうのメガネ屋が、全部潰れるわ」

その日の夕食時、私は3人から冷たい視線を浴びながら、食事を口にしました。

私は、その日の夜から、本に書いてあることを実践し始めました。毎日毎日、繰り返し実践しました。それから1年、高校1年生の終わり頃には、私の視力は、右目1.5、左目1.5まで回復していました。← 1年で、私の視力は回復したのです。

私は、「どうだ!」と思いました。
私は、医者にも父にも母にも兄にも何も言いませんでしたが、この私の体験は、大きな成功体験となりました。そして、医師も大人も、ときには間違うということを知りました。

それから私は、大人になって、医者もさじを投げた、花粉症アトピー性皮膚炎を、自分の努力で治すことに成功します。← この2つも、結構頑張りました。ええ、お金は特別にかかりませんよ。

私は、自分の体験を幾人かの人に話しました。視力低下で悩んでいる人、花粉症で悩んでいる人、アトピー性皮膚炎で悩んでいる人、等々。私の実践した方法が、万人に効くとは思いませんが、「何割かの人には効果が表れる」と信じていました。

でも、ほとんどの人は、視力を回復させることが出来ませんでした。花粉症を治すことが出来ませんでした。アトピー性皮膚炎を治すことが出来ませんでした。

理由は、ハッキリしています。
皆さん、私の言ったこと、私が教えたことを、行動に移さないからです。

私は、お節介で教えたことなど1度もありません。← 私はそれほどお節介で世話焼きな人間ではありません。皆さんが、私に「教えて欲しい」「方法を私に教えてくれないか?」と言って来たので、だから教えたのです。

にも関わらず、実践しない…。←こんな馬鹿な話があるでしょうか?

私は、「世の中には、こんなにたくさんの、行動しない人がいるんだ」ということを初めて知り、腰が抜けるほど驚きました。

ある調査によると、行動する人は25%で、行動しない人は70%で、行動し続けられる人は5%だそうです。←実際は、事にも物にもよると思いますが…。

私が教えた、視力を回復させる方法や花粉症を治す方法やアトピー性皮膚炎を治す方法は、継続して初めて効果が表れる方法です。だから、私から教わって見事に症状を克服させることが出来る人は、20人に1人ということになります。この数値を聞いて、私も納得です。

ちなみに私(竹内成彦、現在63歳)は、一昨年の暮れ、老眼に悩んでいたのですが、中学生から高校生に上がるときに実践した、近視を治す方法で、老眼を治すことにも成功しました。←治すのに3か月かかりました。

私が老眼を治そうと本気で取り組んだ理由は、公認心理師試験に合格するために、小さな字で書かれた参考書や問題集を読まなければならない事態に追い込まれたことによるものです。←今も老眼鏡を持っていますが、鬱陶しいし、必要がないので、かけることはありません。

あと私は、一昨年の暮れ、「今が絶対チャンスのサイドビジネス」という情報を私のメルマガ読者にお教えしました。無料で教えたら、皆さん、実践しないだろうと思ったので、わざわざ有料で教えました。

100名近い人に教えた私ですが、実際にお金を手にすることが出来たのは、2割ぐらいでした。そう、8割の人は、せっかくお金を出して私から情報を聞いたにも関わらず、何も行動に移さなかったのです。
私は、この事実を知って、これまた腰が抜けるほど驚きました。「皆さん、本当に、行動に移さないんだなぁー」と…。←ちなみに行動に移した人は、一人残らず、少なくないお金を手にすることに成功しました。今もほったらかしで収入を得続けている筈です。

そう、地球は行動の星です。
正しく行動し続けられる人だけが成功できるのです。

この記事をお読みのあなたは如何ですか?

行動する人ですか?
行動しない人ですか?
行動し続けられる人ですか?

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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