「刻みネギ」をパラパラに冷凍させる”意外な裏ワザ”「もっと早く知りたかった」野菜の便利術
料理の見た目と風味を向上させる刻みネギは、食卓に欠かせない存在です。市販の刻みネギは便利ですが、価格が高めのため、自宅で薬味ネギを刻む方も多いのではないでしょうか?
ただし、薬味ネギは鮮度が落ちやすく、すぐに傷んでしまうことが問題です。
これを解決するため、冷凍保存が有効ですが、普通に冷凍するとネギ同士がくっついてしまいます。
そこで、元スーパーの青果担当者だった私が、刻みネギをパラパラに冷凍する方法をご紹介します。
刻みネギの準備:キッチンバサミを活用
まずは、薬味ネギをしっかり洗いましょう。
その後、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ります。ネギに水分が残っていると、冷凍した際にくっつきやすくなるからです。
キッチンバサミで薬味ネギを先端から順に刻んでいきます。刻んだネギは直接タッパーに入れていくと、後片付けも楽です。
ただし、ネギがくっつかないようにするためにも、タッパーの底にキッチンペーパーを敷くことがポイントです。
刻みネギをパラパラに冷凍するコツ
刻んだネギをタッパーに入れたら、蓋をする前にもう一度キッチンペーパーを上にのせ、蓋をします。
また、タッパーに刻みネギを詰めすぎないように注意しましょう。
タッパーの約1/3は空けておくことで、ネギがくっつきにくくなります。タッパーにネギをぎっしり詰めると、固まってしまう恐れがあります。
冷凍庫でのポイント
タッパーを冷凍庫に入れたら、30分後に取り出し、箸で軽くかき混ぜます。
これを2〜3回繰り返すことで、ネギが均等に凍り、パラパラの状態になります。
この工程を怠ると、刻みネギが一塊になってしまうため、半凍結の状態でかき混ぜることが重要です。
まとめ
- 薬味ネギを洗い、水気を拭き取る
- キッチンバサミで刻み、タッパーに入れる際は底にキッチンペーパーを敷く
- タッパーの蓋をする前にもキッチンペーパーを上にのせる
- 刻みネギはタッパーの約1/3を空けて入れる
- 冷凍後、30分ごとに2〜3回かき混ぜる
手間をかけることで、パラパラとした刻みネギが冷凍保存できます。気になる方は、この方法を試してみてくださいね。
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