HSPでうつ病を経験した私が選んだ「人に合わせすぎない」働き方
こんにちは!保育士ごんちゃんです。
現在、保育士として地域の公民館や療育教室で親子遊び講座をしたり、地域の保健師さんと一緒に子育て講座にまわったりするような働き方をしながら、子育てに関する情報発信をしています。
今回はHSP(Highly Sensitive Person)の気質を持ち、過去に仕事でうつ病発症経験のある私が現在選んでいる働き方の話です。
▼私の最初のキャリアの転機
私は人生で2度うつ病を経験しています。1度目は大学生の時の就職活動がキッカケで、2度目は保育士としてフルタイムで働いている時でした。
はじめてうつ病になった時は、卒業後社会に出て自分がどんな仕事をして何をして生きていきたいのか分からなくなっていたので、大学新卒で最初に就いた職業はなんとか選んだ選択肢でした。
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そんな私の最初の仕事は、学生向けにサービスを展開する民間企業で営業をすることでした。
そして社会に出てしばらく経ち、徐々にうつ病からも回復して元気になり本来の自分を取り戻したと思ったとき、それは自分の本当にやりたいことではなかったことに気づきました。
もともと大学で教育学を専攻していた私にとっては、企業での営業の仕事はこれから何十年もやっていきたい仕事ではありませんでした。
そこで私ははじめて「子どもの育ちに関わるプロフェッショナルになりたい」と自分のキャリアの方向性を思い描き、幼児教育や保育の仕事に転職することにしました。
▼仕事でうつ病が再発。働き方を見直すことに
保育士の資格を取り子どもの育ちに関わる仕事ができるようになったものの、フルタイムで残業や持ち帰り仕事をしながら働いていたら、うつ病を再発してしまいました。
その当時は「うつ病が再発するかもしれない」や「自分は気付かないうちにがんばりすぎてしまうタイプかもしれない」という自覚がなく、無意識にがんばり続けてしまっていました。
そしてその頃長女の妊娠が発覚したので、まずは心身の回復を優先することにして、フルタイムの勤務をやめました。
うつ病の治療をしながら妊娠期間〜産後までを過ごす際、仕事復帰する際は無理しすぎずキャパオーバーにならない働き方にしようと決めたのです。これは2度目のキャリアの転機になりました。
▼「働くこと=がんばること」にならない働き方を
現在私は、自分のやりたい子どもの育ちに関わる仕事を、自分に無理ないペースで続けられる選択をしています。
HSPであると自覚している私は、組織に属して働いていた頃は人に合わせすぎてしまうところや、期待に応えようと無理しすぎるところがありました。そのため、今は特定の組織に属さず個人で働く働き方を選んでいます。
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今後の働き方がどうなるかは、私の心身の健康とのバランスを考えながら臨機応変に変化していくと思いますが、現在の私は「無理しない働き方」を最優先に選んでいます。
保育士は「保育園で働くこと」が一般的にイメージされる働き方だと思いますが、私は自分の経験を通して同じ職業でも働き方は多様なんだということを感じました。
どんな働き方が正解ということはないので、自分に合う自分がイキイキできる働き方を選べばいいのだと思います。
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