早くも「ホームラン+盗塁=10」は7本塁打&3盗塁のトラウトだけ!?
4月16日、マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)は、1回表の1死からシングル・ヒットで出塁し、2死となった後、盗塁を決めた。
今シーズンのホームランは7本、盗塁は3だ。トラウトの他に、ホームランと盗塁の合計が10以上は、4本塁打&7盗塁のエリー・デラクルーズ(シンシナティ・レッズ)と2本塁打&8盗塁のレイン・トーマス(ワシントン・ナショナルズ)だけ。ア・リーグに限ると、トラウトしかいない。
トラウトは、メジャーリーグ2年目の2012年に、30本塁打と49盗塁を記録している。シーズン30本塁打以上は7度、30盗塁以上は3度を数え、2016年は2度目の30-30にリーチをかけた。29本塁打と30盗塁だ。
だが、2020~23年は、4シーズンとも2盗塁以下。失敗を含めても、盗塁を3度以上試みたシーズンはなかった。
トラウトが各シーズン最初の出場17試合に記録したスタッツは、以下のとおり。
今シーズンの7本塁打は、2020年の9本塁打に次ぐ。3盗塁も、2番目に多い。2015年の5盗塁には及ばないが、2012年と2013年、2017年に並ぶ。
なお、今シーズン、ホームラン+盗塁=10まで、あと1としている選手は、3人いる。ホームランの多い順に、ムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)が6本塁打&3盗塁、ガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)が5本塁打&4盗塁、ブライス・トゥラング(ミルウォーキー・ブルワーズ)は1本塁打&8盗塁だ。
また、ホームランと盗塁のどちらも4以上は、デラクルーズとヘンダーソンの他に1人。アドリス・ガルシア(テキサス・レンジャーズ)は、4本のホームランを打ち、4盗塁を記録している。