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【京都市】右京区 『仁和寺』で芸術の秋を〜♪「京の夏の旅」「サウンドトリップ」「志村佳苗 個展」!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都には世界遺産がたくさんあります。

その中でも、「東洋のハリウッド」と言われる「太秦」から近いところにある「仁和寺」さんは、世界遺産でもありながら、日本映画やドラマなどの撮影の聖地としてもよく利用されています。

『高津商会』の小道具たちの多くもこちらで撮影された作品によく出演しています!

いま、「京の夏の旅」では、真言宗御室派の総本山で、世界文化遺産である『仁和寺』さんの特別公開をされています。

第48回京の夏の旅 仁和寺 御殿・庭園
~池の畔まで歩ける!御殿庭園を特別ルートで〜

2023年7月8日(土)~9月30日(土)

時間9:00~17:00(16:30受付終了)
大人(大学生以上)1,000円/高校生以下 無料

通常は建物内からのみ拝観できる、七代目小川治兵衛作の「北庭」と白砂敷きの「南庭」からなる庭園(名勝)は、「京の夏の旅」期間中、庭に下りて特別ルートで拝観できます。

代々皇室から住職を迎えた門跡寺院ならではの、重厚な雰囲気のなかで親近感満載の素晴らしい僧侶がいらっしゃる「仁和寺」さんは、私も大好きなお寺さんの一つです。

いつも、何かしら質問があれば丁寧にお話しくださいます。

毎回「仁和寺」さんに行くたびに新しい知識が増えることも嬉しいことの一つ。

私の友達のタブラ奏者である「ユザーン」の作品が楽しめるSound Tripが楽しめるのも嬉しいです♪

「風」をテーマに二人のアーティストが実際にフィールドレコーディングをし、ここでしか聴けない音楽体験をつくったという、ユザーンと蓮沼執太氏。

(HPより)
(HPより)

世界中の有名なミュージシャンとコラボをするユザーンのタブラが「仁和寺」の音にマッチしていて独特の世界観を演出していました♪

それぞれその寺社で流れる音、たとえば水の音や鳥の鳴き声、枯山水の庭で砂を引く音などを収録し、その音を使いながらそこに行かないと聴けない音楽体験を制作。

「仁和寺」さんは、芸術支援活動を活発的にされており、毎回行くたびに新しいアーティストさんたちの作品に触れることが嬉しくなります。

いま、行われているのは、志村佳苗さんの個展です。

会期:2023年9月9日(土)〜22日(金)
場所:仁和寺御所庭園内 白書院
時間:9:00〜17:00(16:30受付終了)
仁和寺御所庭園拝観料でご覧いただけます。
(大人1,000円 高校生以下無料)

志村佳苗 Kanae Shimura 個展.
「私は幸せの中を歩いているはずだ。」

「白書院」の襖絵や欄間の重厚な雰囲気のなかで、アーティストの作品がそれぞれのメッセージを伝えてくれます。

「白書院」とは、宸殿と大玄関の間に東面して建ち、桁行一15.8メートル梁間12.5メートル、入母屋造桟瓦葺です。

「白書院」は明治の火災以降に造営された仁和寺境内の中では歴史の浅い門です。

南庭の西端に建っています。

私の知り合いのアーティストさんたちの展示会も「白書院」で何回かされたこともあり、私も何度か訪問させてもらっていました。

仁和寺の御殿は、宇多法皇の御所があった辺りに建つことから「旧御室御所」とも呼ばれています。

世界遺産で芸術の秋を〜♪

『仁和寺』
所在地:〒616-8092  京都府京都市右京区御室大内33
電話:075-461-1155
交通:(1)京都駅 26番にて約40分(2)京阪三条駅 10番・59番にて約40分
(3)阪急大宮駅 26番にて約30分(4)阪急西院駅 26番にて約25分

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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