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【京都市】上京区「京菓子展2024―源氏物語 ~ものがたりを食べる~」『有斐斎 弘道館』にて開催中!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

公益財団法人『有斐斎弘道館』と「旧三井家下鴨別邸」にて、毎年公募による京菓子展が開催されています。

2024年の京菓子展テーマは「源氏物語」です。

京都御苑からすぐ近くにある『有斐斎弘道館』は豊かな人間育成の場として、茶道、 香道、能楽、和歌、今様など、本格的な伝統文化体験、日本文化講義など、さまざまな事業を行われています。

私も、特別にご縁をいただきまして早速、お連れいただきました。

静かな住宅地の真ん中にある風情漂うその佇まい、そして門をくぐると丁寧に整備された日本庭園が出迎えてくれます。

『有斐斎弘道館』は、江戸時代を代表する儒者・皆川淇園(みながわきえん/ 1734-1807)の学問所「弘道館」址に建てられた数寄屋建築です。

「京菓子」は、朝廷文化である有職や茶道文化と密接に関わり発展した世界でも稀にみる芸術的な食べ物だという説明を受けました。

受賞された作品が次々と並びます。

海外からの出展者もいらっしゃいました。

「京菓子」を通して世界と繋がりたいという話も聞けました。

思わず声を出してしまったのが、この猫ちゃん!食べるのが愛おしいほどに可愛いですね♪

有斐斎 弘道館ならではの調度品も素晴らしいものばかり。

太秦で『高津商会』の新社屋お披露目会の時に茶道と共にお出しした特別仕様の京菓子。

実は老舗菓子「老松」さんよりお世話になったものでした。

皆様にとっても喜んでいただいた京菓子。

ニューヨークからのお客さまをご案内させていただきました際に、「有職菓子御調進所老松」の当主であり、『有斐斎弘道館』の理事、大学で教授されている工学博士にして茶人である4代目京菓子店当主・太田達さんとお茶席を共にさせていただきました。

『高津商会』とは昔から北野さん(北野天満宮)界隈でご縁が深くお世話になってます〜というお話をいただきました。

11月1日~15日開催。

源氏物語を通して表現される小さな芸術

展示会の後には美しい日本庭園を楽しめるのも嬉しいですね。

江戸中期の儒学者で3,000人の門弟が集まったとされる皆川淇園が、文化3年(1806)に創立した学問所として建てられた有斐斎 弘道館で、お茶と京菓子をいただき、その美しさを楽しみながら文化体験ができるのが素晴らしいですね。

会場:有斐斎 弘道館

時間:10:00〜17:00(最終入館16:30)

京都市上京区上長者町通新町東入る元土御門町 524-1

TEL:075-441-6662

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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