千葉ロッテの「ビッグ・イニング」で最もよく打っている選手は誰? 直近の10度においては…
4月1日、千葉ロッテマリーンズは、開幕から続いていた連敗を5で止めた。
この試合は、2回裏にビッグ・イニングがあった。延べ13人が打席に立ち、ホームラン1本と二塁打3本を含む6安打、3四球、1死球を記録したのに加え、暴投もあり、一気に9点を挙げた。
ただ、2番打者のレオネス・マーティンは、1回裏に先制のソロ・ホームランを打ったものの、このビッグ・イニングでは、二塁フライに倒れた。そういうこともあるだろうが、マーティンがビッグ・イニングにまったく絡んでいないのは、少し意外な気がした。
なので、千葉ロッテが記録した直近10度のビッグ・イニングで、誰が最もよく打っているのかを調べてみた。なお、ここでは、5点以上をビッグ・イニングとした。
昨シーズンのビッグ・イニングは、7試合で計8度あった。2020年8月14日は、1試合に2度だ。1回裏に5点、3回裏に6点を挙げた。そこに、前後のビッグ・イニング、2019年9月16日の6回表(6点)と2021年4月1日の2回裏(9点)を加えると、直近10度となる。
マーティンは、この10度のビッグ・イニングで計11打席に立ち、ホームラン1本を含む5安打を記録し、4打点を挙げている。3四球と1死球があるので、アウトになったのは2打席だけ。やはり、先日のビッグ・イニングは例外のようだ。
ただ、ビッグ・イニングでよく打っている選手は、マーティンの他にもいる。5安打は6人、1本塁打は4人だ。下のリスト以外では、先日、ブランドン・レアードがホームランを記録した。打点は、レアードの直前に走者一掃の二塁打を打った安田尚憲の計7打点が最も多い。また、菅野剛士は5安打と2四球、7打席とも出塁している。直近のビッグ・イニングで、菅野は1死走者なしから――結果的にビッグ・イニングの口火を切ることになった――四球を選び、2度目の打席は二塁打を打った。