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【インタビュー】2PM 「決して最後じゃない」――”約束の歌”が詰まった”出発”という名のアルバム

田中久勝音楽&エンタメアナリスト
”野獣アイドル”から”アーティスト”へ――その軌跡を彩るのはファンとの美しい時間

”ひと区切り”のアルバム『GALAXY OF 2PM』とアリーナツアー

人気グループ・2PMの5枚目のアルバム『GALAXY OF 2PM』が4月27日に発売される。2011年に日本デビューして以来、東京ドーム、日本武道館6daysなど、スケールの大きなコンサートでファンを熱狂させ、一方でハイタッチ会なども積極的に行い、ファンとの触れ合いを大切にしてきた。そんな彼らもこのアルバムと、23日に名古屋で開幕した全国アリーナツアー『2PM ARENA TOUR 2016”GALAXY OF 2PM”』で、6人での活動はひと区切りになる。そんな大切なタイミングのアルバムという事で、”出発”をテーマにした『GALAXY OF 2PM』へのメンバーの想い入れは、いつも以上に強いようだ。メンバープロデュースの曲も多く収録された今回の作品は、その音楽性はさらに多岐に渡り、1曲1曲が洗練されたセンスで溢れ、聴き応えがある。そして「これが最後じゃない」というメンバーの想いで溢れ、せつなさと“希望”を感じる一枚だ。また、メンバーのユニット曲も収録されるという充実の内容で、コンサートがますます楽しみになる。ファンへの想いがたくさん詰まったこのアルバムについて、6人にじっくり語ってもらった。

「「忘れないで」はテギョンさんの意外な一面が見えた曲」(ウヨン)

――アルバムの中でも特にお気に入りの曲をあげていただけますか?ウヨンさんから行きましょうか。

ウヨン
ウヨン

ウヨン (悩んで)「忘れないで」です。

ジュンケイ あ~!僕もです。

ウヨン テギョンさんが作った曲なんですが、普段テギョンさんが作っている曲とは全然違って意外な感じがして、でもすごくいい曲です。

――甘いラブソングですよね。テギョンさんは普段どんな音楽を聴いているんですか?

テギョン オールジャンル、本当に色々聴きます。でも2PMとしての曲や、ソロ曲を作る時はやっぱりダンス曲で、コンサートで印象に残るものを作ることが多かったのですが、今回はこのアルバムをファンの皆さんに「忘れないで」欲しいという想いもがあったので、ゆったりしたテンポのものを作ってみました。

――ピアノのアレンジが印象的でしたが、これもテギョンさんのアイディアですか?

テギョン そうです。最初ピアノを弾いてくれた方がジャズっぽい感じのものをアイディアとして出してくれ、それがすごく良くて、美しい音色を聴かせてくれています。

――きれいなピアノの音で、耳に残るアレンジです。

ジュンケイ 個人的に今までテギョンさんが作った曲の中で一番いいと思いました。

――ではニックンさんは?

ニックン「SET ME FREE」です。タイトルから気に入りました。ビートもノリが良く、振り付けもクールで、聴いていて楽しくなる曲です。

――ライヴで盛り上がりそうな曲です。

ニックン そうですね。ジュノさんが作った曲なので、ジュノさんからもひと言お願いします(笑)

ジュノ 超イイ曲です!愛して下さい!

「「想像してみて」はウヨンさんが作るサウンドがすごく凝っていて、新鮮だった」(チャンソン)

――ではチャンソンさん。

チャンソン「想像してみて」です。ウヨンさんが作った曲ですが、サウンド的にもすごく凝っていて、完成まで試行錯誤したんだろうなぁって思いました。ジャングルを想像させてくれるような音、動物の声のようなものまで聴こえるんです。

ウヨン 僕の声だよ(笑)

チャンソン それがすごく新鮮でした。

ニックン うん!新鮮だった。

――歌詞が少しセクシーですが…。

ウヨン 全然気がつきませんでした(笑)。歌は解釈次第ですから(笑)。聴く人によって感じるイメージも違いますし、色々想像させることができるから、歌はいいものなんです。

――誰がどう聴いてもセクシーです!

(全員手を叩きながら爆笑)

テギョン 言われてみたらそうですね(笑)。希望を感じさせてくれる曲だと思っていました(笑)。

「「Shining Star」は、チャンソンさんが作った今までの曲とは違う新しいタイプの曲」(ジュンケイ)

――では次はジュンケイさん。

ジュンケイ
ジュンケイ

ジュンケイ チャンソンさんが作った「Shinig Star」です。レコーディングの時、自由にメロディを歌えました。今までチャンソンさんが作った曲とはまた違うタイプの新しい感じがする曲です。

ニックン いい曲ですね。

――ハッピーな感じで、コーラスがきれいです。ではジュノさん。

ジュノ「Freeze」です。ちょっとゆっくり目で、しっとりしたR&Bのバラードで、2PMでこういう曲を歌うのは久々だなと思って。お気に入りです。

ジュンケイ レコーディングの時も感じたのですが、ジュノさんが言ったように、久々にこういう感じの曲を歌うなぁという感じで、今回のアルバムの中でも一番R&Bのテイストが強い曲です。

「「TEASER」は僕らとファンのみなさんとの”約束の歌”」(テギョン)

――肌触りのいいソウルミュージックで、心地イイです。ではテギョンさん。

テギョン 僕は自分で書いた「TEASER」です。「忘れないで」と同様に、聴いてくださっている人達と、しばらくお別れしなければいけないけれど、決してこれが最後ではないということを歌詞に込めました。「TEASER」はこれから先に起こることを、ちょっとだけ見せるという意味があります。だから今皆さんが聴いている僕らの歌、観ているダンスはこの先の未来でも観たり聴いたりすることができる光景なんですよ、という想いを込めて作りました。

――“希望”を感じさせてくれる曲です

テギョン その通りです。“約束の歌”ともいえると思います。

――オープニングを、壮大なインストゥルメンタル(「The GALAXY」)にしようというアイディアは、どこから?

ジュノ これはメンバーの意見がすごく大きく反映されているわけではないのですが、このアルバムの導入部分にあたる曲で、これから何かが始まる予感、深いイメージを感じさせてくれるイイ曲だと思います。

――オープニングから最後まで、1本のコンサートを観ているような感じです。

テギョン おっしゃる通りで、僕たちがアルバムを作る時に、色々なジャンルの曲を入れていく理由はそこにあると思います。哀しいバラードがあったり、ノリがいいダンス曲があったりしますが、今まで出した曲をそのままずっとやるのではなく、やはり毎回新しいナンバーが必要だし、新しい形のコンサートを作っていく必要があるので、アルバムを作る時はいつもそういう事を考えて作ります。

「「一緒に過ごした時間」は今までのことを思い出しながら、お互いに相手を待つ、美しい関係を演出したかった」(ジュノ)

――「一緒に過ごした時間」は、ファン号泣ソングになりそうですが、それ以外にも今回アルバムに収録されているラブソングは、全てファンに向けたメッセージに聴こえます。

ジュノ
ジュノ

ジュノ「一緒に過ごした時間」という曲は、タイトル通り今までみなさんと過ごしてきた時間が確かにあって、でも今回のアリーナツアーでひとまずお別れですが、今まで過ごしてきた時間をみんなで思い出しながら、お互いに相手を待つという、美しい別れを演出したかったんです。

――コンサートでこれを歌われたら、ファンの方全員大号泣だと思います。

ジュノ みなさん泣かないで下さい…ファイティン!

「感動で涙が止まらなかった東京ドームコンサートは忘れられない」(チャンソン)

――みなさんの想いがつまったアルバムだと思います。レコーディングしながら、今までの活動が頭の中をよぎったと思いますが、日本での活動の中で一番印象に残っていることを教えて下さい。

ジュノ (即答で)東京ドームでのコンサート!

ジュンケイ やっぱり東京ドームのコンサートを忘れるわけにはいけません。圧倒されるほどお客さんが入っていて、オープニングは僕たちがステージから10メートルぐらい上がって登場したのですが、その時に5万人を超えるファンの皆さんから受けたあの声援のすごさは、初めて感じる感覚でした。

ウヨン 僕も東京ドームです。

ニックン 東京ドームですね。

テギョン 僕も東京ドームコンサートです。

チャンソン
チャンソン

チャンソン 確かに東京ドームでのコンサートは規模が一番大きかったということもありますし、ジュンケイさんも言っていましたがオープニングは感動的でした。コンサートは2日間あって、2日目はダブルアンコールもやって、用意してきた曲を全部歌い終わって、みなさんに挨拶するために別のステージに移動したんです。そして、スクリーンにメンバーが一人ずつ大きく映し出されるのですが、そのたびにファンの皆さんが一斉に僕達の名前を呼んでくれ、僕は自分の順番の前にすでに感動していて、で「チャンソ~ン」って呼ばれたときはもう涙が止まりませんでした。本当に大きな思い出として残っています。

ジュノ 5万5千人が作り出す感動的な“圧”は本当にはじめての経験でした。オープニングで幕が開いた時、自分の視野にお客さんが入りきらないという経験も初めてでした。

――日本でもう何本くらいコンサートをやっていますか?

ジュンケイ 2PMとしては約80本くらいです。

――しかも全公演満杯で。

ジュンケイ 本当にありがたいです……長くやりたいですね…。

「ハイタッチ会で、ファンの方の人生に何らかの形で影響を与えていることを感じたことが忘れられない想い出」(テギョン)

――一番印象に残っていることは全員が東京ドームコンサートでしたが、ちなみ第2位はなんですか?

テギョン
テギョン

テギョン 僕はハイタッチ会も印象に残っています。デビュー曲「Take off」(‘11年5月)の時からZepp Tokyo とかでやっていて、今は最初の頃よりもたくさんの人が来てくれていますが、最初から来続けてくれている人のことも印象に残っています。その中でも最初お母さんに連れられて来ていた小っちゃいコが、今高校生になって、一人で来てくれていて、そういう姿を見るたびに僕たちがこのコの人生に、何らかの形で影響を与えたんだな、少しでも夢を与えてあげられているのかなと思うと、印象深いです。

「両国国技館でのデビューイベント……歯が痛くて本当に大変だった思い出が…(笑)」(チャンソン)

――個人的には2PMの日本デビュー前のコンサートを、ソウルの蚕室体育館で観て、スケールの大きい圧巻のパフォーマンスにビックリして、その時のインパクトは今でも忘れられません。すでに日本人のファンがたくさん来ていて、それもビックリしました。その後、両国国技館でデビューイベント(‘10年12月8日)を行い、2万5千人も動員して、これも強烈に印象に残っています。

ジュンケイ 両国国技館は、1公演自体は短かったのですが、3公演やったので大変でした。

ジュノ 本当に会場が一杯になっていて、自分達がパフォーマンスをやりながら「僕たちのどこにみなさん惹かれて、こんなに集まってくださってるんだろう」って逆に思いましたし、たくさんの人が駆けつけてくれて、デビューイベントを成功させてくれ胸が一杯になりました。

チャンソン あの時、歯が本当に痛くて大変だったことを覚えています(笑)。

――両国国技館でデビューイベントをやるアーティストは日本にもいませんでした。そのスケール感が印象に残っています。

テギョン 両国国技館でああいうイベントをやるのは、僕たちが初めてだったかどうかは定かではありませんが、僕たちは“野獣アイドル”というキャッチフレーズがあるので、相撲やボクシングの試合が行われる男らしい場所という事で、国技館を選びました。

――アルバムにはユニット曲も収録されていますが、曲のテイストが被らないように最初から話し合ったりはしたのですか?

ユニット曲が収録されている『GALAXY OF 2PM』初回生産限定盤B/C/D
ユニット曲が収録されている『GALAXY OF 2PM』初回生産限定盤B/C/D

ジュンケイ みんなで被らないようにしようねという事は、あえて言わなくても、それぞれが好きな音楽とか、きっとこういう感じになるんじゃないかということがわかっているので、それぞれが雰囲気で、それぞれのカラーが生かせる方向性を見つけ、自然と重ならないものになりました。

――ユニットの組合せはどうやって決めたんですか?

テギョン このアルバムをどういうものにするかみんなで話し合っていた時、ソロ曲を入れるかユニット曲を入れるかという話になった時に僕が、他のメンバーとはやったことがあったけどジュンケイさんとはやったことがなかったので、今回はジュンケイさんとやりたいと言いました。そこからユニットが派生していきました。

「「50 50」は、パフォーマンスにこだわり、しかもジャンケンで勝った方がラップを披露できるというアイディアを、テギョンさんと思いつきました」(ジュンケイ)

――「50 50」のテーマはどこからきているのでしょう?

ジュンケイ テギョンさんとあれこれ意見を出し考えていったのですが、やっぱりライヴでやる時にかっこよくパフォーマンスできるものにしたいと意見が一致し、HIP-HOP系のものにすることになりました。前にテギョンさんと話をしていて韓国語で“ハンハン”という言葉がテーマとしてあったのを思い出し、そこから「50 50(フィフティフィフティ)」というのを思いつき、面白いものを作って行こうと制作がスタートしました。

――激しいラップ合戦です。

ジュンケイ ステージのパフォーマンスを考えて曲を作っていましたので、途中で僕たち二人がジャンケンするのはどうだろうというアイディアがでてきました。短いですがインパクトがあるラップ部分を、その日ジャンケンで勝った方がやるということになって、それぞれのバージョンを収録しました。

「ヴィンテージな感じの音楽が好きなところが二人の共通点。それが出ている「彼女」は、パフォーマンスにも注目して欲しい」(ニックン)

――ニックンさんとウヨンさんの「彼女」のテーマはどこから?

ウヨン 僕とニックンさんは、甘い感じの曲とか、ジャズっぽい感じのものが好きという共通点があって、テーマと歌詞の内容を考えている時に、好きな女性を思い浮かべられるような、ハッピーで、今、恋に落ちている男を表現しました。

――タイトルがストレートです。

ウヨン わざとです。狙っています(笑)。

――短い言葉で逆にインパクトがあります。

ウヨン 賢いんです(笑)。コンサートを観てもらうとわかるのですが、胸に迫ってくる演出になっています。これもコンサートのことを考えて制作したので、楽しみにしていてください。

ニックン
ニックン

ニックン 僕たちは好きな音楽のスタイルが似ていて、ビンテージな感じがするものが好きで、ライブでもそういう要素を取り入れていって、ウヨンさんは今DJプレイもやっているので、パフォーマンスでもDJプレイと僕がピアノを弾く演出になると思いますので、歌だけではなく、パフォーマンスも楽しみにしていてください。

「「VERSUS」はチャンソンさんの”魅力”を考えて、どこか哀しい余韻が残るような楽曲を作りました」(ジュノ)

――ジュノさんとチャンソンさんの「VERSUS」はクールな感じの曲です。

チャンソン ジュノさん、曲紹介お願いします(笑)。

ジュノ この曲は恋人同士のケンカがストーリーになっていて、それをドラマティックに表現したいと思いました。それに合わせた映像も作っています。今までチャンソンさんが歌ってきたソロ曲を聴くと、バラード系だったり、モダンダンスが生かされているものが多かったので、そこがチャンソンさんの魅力なので、そういう部分が生かせるように、ちょっと哀しい余韻が残るようなものを作りました。

チャンソン 僕の事を考えてジュノさんが作ってくれて、嬉しかったです。僕はコンサートでどんなパフォーマンスにするのかと、映像のコンセプトを考えました。

ジュノ とても楽しい作業でした。

――それぞれのユニット曲に関して、メンバーからひと言お願いします。

ジュノ 「50 50」は本当に二人にピッタリの曲です。誰がどう聴いても二人の曲だなという感じがすると思います。“ハッキリした”イメージが、二人らしいです。

ジュンケイ 「彼女」のリハーサルを観たのですが、本当に色々な要素が盛りだくさんで、あたかも一本の演劇を観ているかのような感じがしました。どういうセットにするか、何を使うのか、どういう映像にするのかを二人で本当に練りに練っているので、本番がすごく楽しみです。

ウヨン ジュノさんとチャンソンさんの曲も、どういうパフォーマンスになるのかまだ観ていないので、すごく気になっています。

――このインタビューが配信された時は、もうアリーナツアーがスタートしています。楽しみでもあり淋しくもありという感じですか?

テギョン コンサートもそうですが、今日こうして6人でインタビューを受けて、みんなでワイワイ話をしている光景も当分見ることができなくなるのかと思うと、ジーンとくるものがあります。

ジュンケイ 6人が揃うというのは、ある程度時間がかかるかもしれませんが、決してこれで最後というわけではないので、あまり悲しまないで。

ツアーの衣装とオープニングの音楽はウヨンプロデュース

――聞くところによると、今回のツアーの衣装とオープニングの音楽はウヨンさんがプロデュースしているとか。

ウヨン 衣装は野性的なイメージでプロデュースしました。”GALAXY”というイメージと、野性という相反するものを合わせたイメージです。

――全く想像がつかないです(笑)

ウヨン なので頭が痛かったです(笑)。

――オープニングの音楽もウヨンさんプロデュースです。

ウヨン このオープニングも含めて、今回のツアーはたくさんの人に観て欲しいです。是非いらしてください。

――といっても、チケットが激しい争奪戦になっていて、もう手に入らないみたいですよ(笑)。やっぱりアルバムがいいと、自ずとコンサートもいいものになると思いますので、楽しみにしています。

全員 頑張りますっ!!

才能と優しさを持ち合わせた6人の”人間力”に、誰もが惹かれる

問答無用のカッコ良さ、曲の良さやコンサートでの圧巻のパフォーマンス……2PMの良さは?と聞かれたらそう答えると思うが、何より「みんな礼儀正しくて、好青年」だから、惹かれているのだと思う。これまで全員へのインタビューやソロインタビューをしたり、取材に立ち会ったり、幾度となく彼らと接してきたが、やっぱり全員が“いい人”だということが一番印象に残っている。もちろんそれぞれキャラクターは立っているが、共通しているのは“いい人”だということ。それは取材している側にだけではなく、周りのスタッフに対しても同じだ。そんな、何に対しても情熱を持って必死でやり、誰に対しても分け隔てなくいつも優しさを忘れない6人に、ファンも惹かれていたはずだ。今回のアルバムがまさにそう。選りすぐりの曲にさらに磨きをかけ、支えてくれているファンへの想いを、メッセージとメロディにしっかりと込めて、新しいステージに向けての“出発”ではあるが、同時に“希望”という二文字を残してくれている。どこまでも優しい6人だ。

『GALAXY OF 2PM』(4/27発売 初回生産限定盤A)
『GALAXY OF 2PM』(4/27発売 初回生産限定盤A)

<Profile>

2008年韓国でデビュー。翌年、同国音楽界最高の栄誉のひとつと言われている「Mnet Asian Music Award(MAMA)」で最高賞となる「Artist of the year」を受賞。その後、中国・東南アジアをはじめとするアジア全域を席巻し、満を持して、'11年シングル「Take off」で日本デビュー。これまでにシングル10作、アルバム4作をリリースし、両ランキングで1位を獲得している。'12年には日本武道館6days、'13年には東京ドーム2daysを成功させ、コンサートの動員は年々増えてきており、'15年には2つのアリーナツアーを敢行し、計約30万人を動員。'16年4月27日5枚目のアルバム『GALAXY OF 2PM』を発売。

2PMオフィシャルサイト

音楽&エンタメアナリスト

オリコン入社後、音楽業界誌編集、雑誌『ORICON STYLE』(オリスタ)、WEBサイト『ORICON STYLE』編集長を歴任し、音楽&エンタテインメントシーンの最前線に立つこと20余年。音楽業界、エンタメ業界の豊富な人脈を駆使して情報収集し、アーティスト、タレントの魅力や、シーンのヒット分析記事も多数執筆。現在は音楽&エンタメエディター/ライターとして多方面で執筆中。

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