麺は「たっぷりのお湯で茹でで下さい!!」料理人からのお願い【そのワケとは…?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さんは「麺」好きですか?麺と一概に言っても…ラーメン、そば、そうめんなど様々な種類の麺が存在し、様々な種類の料理が存在します。
しかし、どんな麺にも「共通点」が1つだけあります。それは…「茹でる」こと!
麺のパッケージ裏に書いてある「作り方」を見てみると、『たっぷりのお湯で茹でて下さい』と書かれています。私もよく先輩に「たっぷりのお湯ね」と言われてきました。でも、なぜたっぷりのお湯が必要なのでしょうか?少ないお湯で麺を茹でるとどうなるのでしょうか?
今回は「たっぷりのお湯」に隠された意味について迫りたいと思います。麺が大好きな方はぜひ、最後までお付き合いください!
今回の目次
- 2つ理由がある
- たっぷりって具体的にどのくらい?
- まとめ
2つ理由がある
たっぷりのお湯で茹でるのには2つの理由があります。
1つ目は「麺同士がくっつかないようにする為」
皆さん、茹であがった麺がくっついてしまった経験ありませんか?麺同士がくっついてしまう最大の原因に「お湯が少なかった」ことが原因に挙げられます。
たっぷりのお湯を使うと、麺が自由に泳ぐように余裕を持たせることができ、麺同士がくっつくのを防げます。
2つ目は「温度変化を防ぐ為」
少ないお湯に麺を入れると、お湯の温度が急激に下がります。そして、再び沸騰するまで時間がかかりますよね。麺は水が沸騰していない状態で茹でてしまうと、コシがなくなり、ふやけた食感になってしまいます。
たっぷりって具体的にどのくらい?
先ほどの説明で、たっぷりのお湯で茹でることの重要性を知って頂けたかと思います。しかし、多くの方はこのように思うでしょう、『たっぷりってどのくらいや?目安ないの?』と。
私は、このような曖昧な表現があまり好きではありません。レシピで「適量」と「少々」と書かれているのも好きではありません。
そこで今回、私が皆さんに目安を用意しました!
【たっぷりの目安】
麺100gに対して、お湯1.5ℓ
例えば、麺が200gならお湯は3ℓ必要という事になります。
まとめ
- たっぷりのお湯で麺を茹でるには2つの理由がある
- 1つ目は麺同士がくっつかないようにする為
- 2つ目は温度変化を防ぐ為
- たっぷりのお湯の目安は「麺100gに対して、お湯1.5ℓ」
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