「日本最初の天満宮」を号する水火天満宮の敷地ともなる上京区の天神公園で、2023年5月5日に「こどもの日公園ステージ」が開催されました。

　地元のユニットCoQoAによるアニソンライブや芸術学校「リースヒェン」によるパフォーマンス、法華戦隊ミョウレンジャーによるヒーローショーなども行われ、地域の子供たちがこどもの日のプレゼントを楽しみました。

　この4月に開校したばかりの芸術学校「リースヒェン」は、タカラジェンヌと双子の妖精役でのテレビミュージカルシリーズに出演を経てフリーとなり、帝国ホテル専任講師や「合唱団ニヨカンタービレ」代表を務める松川加代子さんが代表を務めます。

　同合唱団は、若年性認知症の人の社会性の縮小を防ぐ事を目的に、健常者も認知症の人も一緒に歌い上げることで地域のつながりを広げる活動をしています。

　また、作編曲家としてNHKのテレビ番組「阪神・淡路大震災20年　あの日を胸に生きる」やゲーム音楽の「のだめカンタービレ楽しい音楽の時間です」などで活躍し、京都市を拠点にピアノチェロ演奏家として25年にわたって活躍してきた古後公隆（こごきみたか）さんが芸術総監督を務めます。

　リコーダーや鍵盤ハーモニカ、打楽器など学校で取り扱うような手軽な楽器を使って、オリジナル楽曲の「こわれた千の楽器」などが演奏されました。松川代表は「創作活動や舞台発表を通して、共に楽しみ学びあう、新しいかたちの学校にしたい」と抱負をかたってくださいました。

　西陣の平和を守るとして、妙蓮寺塔頭圓常院の名物和尚・佐野充照住職が始めたご当地ヒーロー「法華戦隊ミョウレンジャー」も今年で17年目。ヒーローショーの後、子どもたちと一緒に恒例のミョウレンジャーダンスを踊って楽しみました。

芸術学校「リースヒェン」京都校（外部リンク）　京都市上京区紙屋川町839－7太田ビル2F　ザ・サァカス内