【京都市中京区】錦の天神さん秋まつりが多彩。グルメやマルシェ、錦の水、神酒や獅子舞も! 25日まで
錦天満宮は錦市場の東側、新京極通に面している繁華街唯一の鎮守社で、学問の神様菅原道真を祀る神社です。地元の人たちからは「錦の天神さん」と言われ親しまれています。
その天神さんの秋祭りが、同天満宮と新京極、寺町の各商店街、企業などの協力する「錦の天神さんまつり実行委員会」の主催で2024年11月23日(土)から25日(月)まで新京極公園を会場に開催されています。25日は同天満宮の秋季大祭でもあります。初日も飲食店や雑貨、ハンドメイドなどたくさんのブースが出されていました。
やはり人気なのが飲食店ブースです。昭和6年(1931年)創業のくらまあんからあられとおかきが、美味しいものちょっとずつのお洒落なパッケージで販売され、LOCAL baking treatsには、旬の果物にこだわったタルトや焼き菓子が並んでいました。
Wir.Journeyからは京都オリジナルのクラフトコーラとチャイが販売されました。南口友里子代表によると、2年半前、「大好きなリンゴでクラフトコーラを作れないかな」から始まったのだそう。大人のほろ苦さのあるコーラはすっきりとしためちゃ美味のドリンクです。クラフトチャイは、インドに行って宇治茶でチャイができないか発想が出てきたのだとか。珍しいお菓子もありました。
あおうつつからは手作りのほのぼのとした食器の数々が出品されています。京都産業大学鈴木康久教授のゼミの3回生たちは、ゼミの学習テーマでもある京都の水の聖地を作って行く活動や南丹市振興局との縁で京都丹波の鮎の魅力を伝える取り組みをしています。
この日はこどもたちに鮎の絵釣りや錦天満宮の名水を入れた水守り作りなどの体験コーナーを実施しました。たくさんの子どもたちが錦天満宮の名水をビーズなどと一緒にお守りの中に入れたりして熱心に取り組んでいました。また、竹村商店の焼き芋やわたがしの実演販売では、本当の綿のようにどんどん膨らんでいく様子に子どもたちも大喜びでした。
2024年で95周年になるポーラは今年で95周年なのだそう。95年前といえば、まだまともに化粧用品も無かった時代ですが、奥様の手荒れがひどいのを治すために開発されたハンドクリームから始まったといいます。
中川富雄実行委員長は、「公園の使い方を地域で考え、住んでいる地域盛り上げたいと取り組まれている市のPark-up事業の一環としても取り組んでいて、錦の天神祭の春、秋の大祭に合わせて縁日風に盛り上げれたらと始まったんですよ」と語って下さいました。
京都市の公園利活用課のブースで伺うと、京都市には950もの大小の公園があるそうです。新京極公園もイベント利用されるようになって、綺麗になったと評判です。みなさんの地域でも公園利用した活性化に取り組んでみませんか!
イベントは11月25日まで開催されています。最終日には天満宮の秋季大祭として獅子舞が商店街を練り歩きます。一足早い初春を味わいに立ち寄ってみてはいかがですか!
新京極公園 京都市中京区中之町538
錦天満宮(外部リンク)京都市中京区中之町537 075-231-573