城所龍磨がFA権行使せず、残留を明言「強いホークスのスタメンで出たい」
今季取得の国内FA権を行使せず
鷹のスーパーサブが残留を表明した。
11月5日、福岡ソフトバンクホークスの城所龍磨外野手が今季取得した国内FA権を行使せずにチームに残留すると語った。秋季キャンプ中の宮崎市・アイビースタジアムで報道陣に対応して明らかにした。
「早い段階から『FAするつもりはない』と言ってきましたし、それでも球団からは早い時期に話をしようと言ってもらえたのは嬉しかった。僕は13年間、怪我もたくさんしたし、手術は4回もした。去年なんて1年間に2度手術をしましたが、それでも復帰を待ってくれた。感謝しかないです。他球団からの評価を聞きたいという気持ちにはならなかった。日本一のホークスでプレーをしたい。ここでスタメンで出たい、試合に出たいという、その2点です」と清々しい表情で話した。球団からは2年契約が提示されているもようだ。
来季は「強いホークスでスタメン機会増を」
城所は守備と代走のスペシャリストとして長く存在感を示し続けたが、今季はセ・パ交流戦で大活躍。12球団最高の打率.415、5本塁打、12打点、6盗塁の好成績で交流戦MVPに輝いた。
今季成績は84試合、打率.264、6本塁打、19打点、11盗塁。盗塁数では自身4年ぶりに2桁をマークした。