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【藤沢市】旅気分も満喫できる250円の“運試し”は、謎から始まる学びがいっぱい

ころんころライター(藤沢市)

クリスマスやお正月が近くなると、いつもとはちょっと違った文化に触れてみたくなりませんか?

今回はお正月前にぜひ知って欲しい、旅気分も楽しめる250円の“運試し”「東海道すごろく」をご紹介します。

「東海道すごろく」を販売するのは、JR辻堂駅より徒歩5分の『ココテラス湘南』7階に入る『藤沢市藤澤浮世絵館』。

開館5周年のフォトスポット
開館5周年のフォトスポット

入場無料とは思えないほど展示物が充実しており、江戸時代にタイムトリップしたような感覚も楽しめる場所です。

そんな館内の展示物は、藤沢市が集めた浮世絵が中心年数回、全作品を入れ替えるため、見飽きることがないのも魅力のひとつです。

なかでも目を引くのは、江戸時代に整備された道「東海道五十三次コーナー」「藤沢宿コーナー」、そして「江の島コーナー」の展示(展示資料の解説は公式ホームページへ)。

「JR東海道線」を利用している藤沢市民にとっては、展示物の地名や風景が身近に感じるものだからですよね。

展示物以外にも、浮世絵の本や郷土資料が読める「ライブラリー」「浮世絵ができるまでパネルコーナー」「交流コーナー」などもあります。

そこでお正月前の今注目したいのがこちらの「東海道すごろく」です。

「東海道」の道のりや宿場町がマス目となった、旅気分も楽しめるもの

「藤沢」や「江の島」のマス目も
「藤沢」や「江の島」のマス目も

実は私も持っている「東海道すごろく」。これほどマス目に興味をひかれるすごろくは初めてでした。

例えば、この「富士の人穴」

誰かがここでとまると「『富士の人穴』って何?謎だね・・・」という話になり、スマホ片手にみんなで調べました。笑

そして検索すると「静岡県富士宮市にある、富士山の噴火でできた溶岩洞穴」と出てきます。

実はこの「富士の人穴」は「江の島」に通じるという伝説もあるのだとか。

そのためマス目には「六を振れば“原”へ出る」と書かれており、静岡の「原」へワープできるようになっているのです。

子どもと遊んでいると「これ何?」の連発ですが(笑)、まさに「楽しみながら学ぶ」理想のお勉強ですよね。

コマもこだわりのデザインとなっていますよ。

すごろくの後は、実際にJR東海道線に乗ってみたり、宿場町の面影を残す小田急江ノ島線の「藤沢本町駅」付近を歩いてみても面白いかもしれません♪

ちなみに『藤沢市藤澤浮世絵館』ではオリジナルの卓上カレンダーも販売していますので、来年のカレンダーの用意がこれからの方はぜひ。

『藤沢市藤澤浮世絵館』オリジナル2022年カレンダー(900円)
『藤沢市藤澤浮世絵館』オリジナル2022年カレンダー(900円)

『藤沢市藤澤浮世絵館』で販売されている、浮世絵のことを楽しく学べる「東海道すごろく」。

2022年の運試しに、いかがでしょうか?

基本情報
店名:藤沢市藤澤浮世絵館
住所:藤沢市辻堂神台二丁目2番2号ココテラス湘南7階
アクセス:JR辻堂駅(東口改札・北口出口)より徒歩5分
電話:0466-33-0111
駐車場:無し(近隣にコインパーキング有り)

公式 ホームページ(外部リンク)
公式 Facebook(外部リンク)
公式 Twitter(外部リンク)
※毎週日曜日13:00~「浮世絵すり体験」を開催しています。
※詳細は『藤沢市藤澤浮世絵館』の公式サイトをご確認ください。

取材・撮影協力 藤沢市藤澤浮世絵館 様

【関連情報・旅のお供に】
あんこ好きをうならせる1本150円のお団子
一菓(いっか)
バターの風味が最高「キャトルカールあずき」
菊野屋製菓舗(きくのやせいかほ)
栗がまるごと1粒入った「栗ひとつ」
御菓子司 松月(しょうげつ)

ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所近く。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※「毎週日曜の20時10分」に約1週間分の記事をまとめてお届けする「LINEでの配信」がスタートしました。ご登録いただくと藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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