【調布市】有名な悪臭を体験してみたい! 神代植物公園のショクダイオオコンニャクがまもなく開花
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/higamayu/article/00352922/top_1669951825590.jpeg?exp=10800)
ショクダイオオコンニャクという花をご存じですか? 漢字では「燭台大蒟蒻」と書きますが、燭台のような見た目の、大きな蒟蒻の花です。インドネシア・スマトラ島の熱帯雨林に自生し、最短でも2年に一度2日間しか咲かない、世界最大の花として有名です。そして、肉が腐ったようなと例えられる強烈な臭いを放つことでも有名です。
![2021年6月に開花したときの様子 提供:神代植物公園](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/higamayu/article/00352922/internal_1669951545119.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
12月1日、調布市にある神代植物公園大温室で栽培しているショクダイオオコンニャクの開花が間近と思われるというニュースが飛び込んできました。なんと、開花の兆候がみられているそうです!
開花の兆候がみられているのは1年半前に開花したものと同じ株とのことで、今回は花と葉が同時に出るという大変珍しいケースだそうです。
咲き始めると開花までの期間は短く、また開花したら2日しか持たずすぐに花を閉じてしまい、臭いも弱まってしまうので、開花と噂の悪臭を体験できるのはかなりのレアケースかもしれません。12月5日(月)の臨時開園も決まり、また、開花に合わせ早朝開園も行われるので、ぜひ神代植物公園へ足を運んでこの珍しい花の開花を楽しみましょう!
ちなみに、下の写真2021年5月の様子(前回の開花の約1ヶ月前)のショクダイオオコンニャクの様子です。
![2021年5月の様子](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/higamayu/article/00352922/internal_1669953175662.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
2021年の開花時は、6月24日の夜に開花したそうですが、3日後に私が訪れたときには下の写真のようにもう閉じていました。腐った臭いも全く感じられず……。次こそは、開花のタイミングでぜひ見に行ってみたいです。
![2021年6月27日の様子](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/higamayu/article/00352922/internal_1669953101845.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
なかなか見ることのできないショクダイオオコンニャクの開花。タイミングが合えば、ぜひ神代植物公園に実物を見に行くことをおすすめします。
開花状況の詳細は、神代植物公園のTwitterアカウント「神代植物公園 ニュース」のツイートでぜひチェックしてみてくださいね。
【施設情報】
名称:都立神代植物公園
住所:東京都調布市深大寺元町5-31-10
営業時間:午前9:30~午後5:00(本園の最終入園は午後4:00まで)
※ショクダイオオコンニャクの開花が始まった日の翌日・翌々日のみ早朝開園実施
8時30分~17時00分(最終入園は16時まで)
休園日:毎週月曜日(月曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日)、年末年始(12月29~翌年1月1日)
※12月5日(月)は臨時開園となります
入園料:一般・大人500円、65歳以上250円、中学生200円
※都内在住・在学の中学生は無料、小学生以下無料
※無料公開日 みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
※水生植物園(9:30~16:30)、植物多様性センターは無料
神代植物公園へ行こう!(外部リンク)
神代植物公園ニュース 神代植物公園公式 Twitter(外部リンク)
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