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今季で引退の李大浩が16号決勝満塁アーチ 台湾・楽天チアも試合を盛り上げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
満塁弾のイ・デホ(左)、ロッテと台湾・楽天のチア(写真:ロッテジャイアンツ)

26日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始で行われた。

ロッテジャイアンツ-サムスンライオンズ(プサン)はサムスンが1点リードの3回裏、ロッテは同点とし、さらに1死満塁のチャンスで打席には4番のイ・デホ。イ・デホはサムスンの先発チェ・ハヌルのスライダーをレフトスタンド上段に運ぶ、16号満塁ホームランを放ち、ロッテは5-1として勝ち越しに成功した。

試合はそのままリードを守ったロッテが8-3で勝利。ロッテの先発ナ・ギュンアンが6回2失点で3勝目を挙げている。

今年40歳のイ・デホは今季限りでの引退を表明。現在チームは5位と4ゲーム差の6位で、5位以上が出場可能なポストシーズン進出を目指している。ロッテの残り試合はあと30試合だ。

またロッテはサムスンとの25日からの2連戦を「グローバルシリーズ」と銘打ち、この日の試合は台湾CPBLの楽天モンキーズのチアリーダー4人がプサンサジク球場に登場。始球式と応援で盛り上げた。

両チームのチアリーダーが試合を盛り上げた(写真:ロッテジャイアンツ)
両チームのチアリーダーが試合を盛り上げた(写真:ロッテジャイアンツ)

(関連記事:楽天が台湾・ラミゴ球団を買収 日韓ではロッテが両リーグで球団所有の事例あり

◇8月26日(金)の結果

・LG 3 - 1 KIA(チャムシル)

 勝:ケリー

 敗:ノリン

・KT 12 - 3 SSG(スウォン)

 勝:ソ ヒョンジュン

 敗:パク チョンフン

・ハンファ 2 - 1 トゥサン(テジョン)

 勝:ペーニャ

 敗:ストック

・ロッテ 8 - 3 サムスン(プサン)

 勝:ナ ギュンアン

 敗:チェ ハヌル

・NC 3 - 6 キウム(チャンウォン)

 勝:パク スンジュ

 敗:ダーモディ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「メジャー選抜が11月に韓国でKBO選手と親善試合」

韓国野球委員会(KBO)は11月にプサンとコチョクスカイドームで、メジャー選抜とKBO選手が対戦する親善試合を4試合行うと発表した。

(関連記事:メジャー軍団が11月に韓国で「100年ぶり」の親善試合 近年はKBOからMLB入りする選手も

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

この日、トゥサン2軍は試合がなかった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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