高知駅のすぐ近くに、開店前から行列ができる小さなパン屋があります。2023年12月にオープンした「小さなパン店 其日花摘（そのひはなつみ）」は、パン好きの間でおいしいとクチコミで話題となり、今では開店と同時に次々と手に取られてあっという間に売り切れるほどの人気です。

今回は、並んででも手に入れたい絶品パン屋をご紹介します。

高知駅の北東にある「エースワン 新本町店」前にある、押しボタン式信号の横断歩道を渡り、南に進み一つ目の通りの角にある月極駐車場の横に店舗があります。

駐車場はありません。近隣のコインパーキングを利用ください。

開店前に到着しましたが、すでに数人の方が並んでいました。

いつも食べたくなるとクチコミで話題になるだけあって、あっという間に売り切れてしまうのも納得です。

神戸のパン屋で長年修行した店主が、地元に愛されるパン屋になりたいと高知に戻られ、自家製酵母をつかったおいしいパンをつくっています。

厳選した国産の小麦粉、リンゴから作った自家製酵母に砂糖はきび糖をメインに使用し、なるべく無添加にこだわっているそうです。

イーストに比べると自家製酵母はゆっくりと発酵、熟成するので、奥深い風味と豊かな味わいあるパンができあがります。

この「ゆっくりと時間をかける」ことが天然酵母パンのおいしさの秘密ですね。

ショーケースや棚には、総菜パンからクリーム系の菓子パンまで種類豊富に並んでおり、どれもおいしそうで迷ってしまいます。

高知のパンと言えば「ぼうしパン」が有名ですが、こちらのぼうしパンは可愛らしいフォルムで人気者です。

「ふとっちょぼうしパン（280円）」（左）には、お花がちょこんとついて可愛らしく、ふわっとあまい生地はおやつにピッタリです！

「あん塩バター（216円）」（右）も人気で、自家製のつぶあんにフランス産ゲランドのまろやかな塩味が、クセになる美味しさです。

みんな大好きな「たまごサンド（237円）」は、マスタードとハチミツが入った自家製マヨネーズをからめたスクランブルエッグがあふれるほど挟まれています。

「小さなパン店 其日花摘」は、その名の通り小さなお店ですが、店主のこだわりが詰まった絶品パンが所狭しと並べられています。

売り切れる前にぜひ足を運んでみてくださいね。どうしても食べたい方は予約も可能です。