【仙台市】ひんやり冷たい焼き芋は絶品スイーツ。田んぼの中の焼き芋屋さんは仲良し夫婦が営む「モアイ庵」
こんにちは、ずんだ です。
秋保の温泉街から山形方面へ抜ける道の途中、田んぼの向こうに立つノボリがいつも気になっていたところがありました。先日も田んぼの向こうにヒラヒラとノボリがはためいていて、とうとう行ってみることに。
近くまで行ってみると、そこはなんと焼き芋屋さん。しかも、ノボリには「冷やし」の文字が。夏でも焼き芋っていけるんだ、と思いながら、お店を覗いてみることに。
するとやや強面なお父さんが出てきて、いろいろ説明をしてくれました。
こちらのお店は出来てから2年。このお店はお父さんご自身で改装されて作られたそう。凄いですね。
そして、お芋。今の時期は、冷やし焼き芋、種類は紅はるかとシルクスイートの2種類。どちらもねっとり系で甘いけど、紅はるかのほうが甘みが強く感じ、シルクスイートは上品な甘さとシルキーな舌触り。悩んだあげくに、紅はるかをオーダー。お値段は、1g=1.5円、一本580円でした。テイクアウトにする予定でしたが、せっかくなので食べていくことに。1本の1/4サイズを2つイートイン、残りの1/2サイズをテイクアウトに。待つ間、お父さんが湧き水で作ったというミント水を出してくれましたが、これが冷たくて爽やか、暑い夏にはぴったり。このおもてなしに、感動。
食べやすい大きさにカットしていただき、早速食べてみることに。
画像ではわかりにくいかも知れませんが、スプーンですくうと蜜がじゅわっと出てきます。アツアツ焼き芋だったら、きっと蜜が凄いことになっていたと思います。口の中に入れると、ねっとり甘いお芋は絶品スイーツ。焼き芋と侮るなかれ。お芋の甘さだけなのに、高級芋羊羹のような食感です。
先ほどのミント水に使われているお水は、お父さんが宮城県と山形県の県境までわざわざ汲みに行っているそう。その湧き水で淹れたアイスコーヒーがあるというのでいただくことに。雑味がなくてすっきりしたおいしいお味でした。しかも、溶けても薄くならないようにと、氷までコーヒーで出来ているんですよ。このおもてなしにまた感動。さらには、このアイスコーヒーが+200円でいただけました。またまた感動。
通常はお芋二きれドリンクがセットで500円だそうですよ。ワンコインで頂けちゃうなんて、かなりおトクです。アイスコーヒーだけでも500円の価値ありです。
いただいている時に、母屋からお母さんがやってきました。関西のご出身という、きれいでとても気さくなお母さんと、関西に数年住んでいてことがある ずんだは、関西のお話で盛り上がってしまいました。
お父さんとお母さんはとても素敵な雰囲気で、それがほのぼのとしたこのお店の雰囲気にも繋がっているんだなぁと感じました。
こちらもお父さんがご自身で作られた焼き芋を焼く窯。全てが手作りです。お芋の焼き方もご自身で試行錯誤して完成させたんだそうです。お芋が持つ甘さを極限まで引き出す焼き方、凄いですよね。おかげで美味しいスイーツを頂くことが出来ました。
「冷やし」もリピートしたいですが、秋になったらまた「焼き芋」を堪能しに足を運びたいですね♪ みなさんも冷たい絶品スイーツと気さくなご夫婦に会いに、出かけてみませんか?
【モアイ庵】
仙台市太白区秋保町境野字野尻17
TEL:080-3144-8442
営業時間 11:00~15:00頃
定休日 火・水曜日
※訪問前に確認してみて下さいね。