防災グッズこれだけは備蓄して!命を守る最低限の備え3つ
防災グッズを揃えようと思うと、あまりの情報量に、結局どう備えればいいのかわからなくなってしまいますよね。
「これ、本当に使うかな?」と悩んでしまうこともあると思います。
そこで今回は、防災士が厳選した、優先度の高い3つの備蓄アイテムをご紹介します。
どれも命をつなぐために絶対に必要なものなので、ぜひ備えてみてください。
1.ガマンは禁物!ないと絶対に困る「トイレの備え」
被災地の仮設トイレは、汚れや防犯面など、多くの問題を抱えています。
そんなトイレに行きたくないからと飲食を控えると、体調不良につながってしまいます。
在宅避難ならバケツで流せるケースもありますが、毎回大量の水が必要ですし、排水管の故障でトラブルにつながってしまう場合も。
簡易トイレがあれば、水を使わず、便座を汚さずに用を足せます。
災害時だけではなく、車での長距離移動のときなども使えるので、まずは数回分だけでも備えてみてはいかがでしょうか。
2.生き延びるために必須の「飲み水」
水は配給を受けられるケースも多いですが、特に小さい子がいる場合、長時間列に並んだり、重い水を持って移動するのはなかなかの負担ですよね。
そもそも支援が遅れる可能性もありますので、少しでも自分たちで備えておきましょう。
普段飲んでいるミネラルウォーターやお茶、そのまま飲めるスープなども大事な備えになるので、意識してみてください!
3.心の栄養にもなる、食べ慣れた「食品」
配給された食事や、備えっぱなしの非常食をいきなり出しても、子どもが食べなかったという声も。
お年寄りやアレルギーがある方への配慮も、なかなか行き届かないのが現状です。
非常用食品にこだわる必要はなく、食べ慣れたレトルトなどをいつも多めにストックしておくだけでも、立派な備えになりますよ。
おすすめのストック食品は、「いつもしも」の記事でまとめています。
スーパーで揃える非常食紹介!簡単便利にローリングストックしよう
量はどれくらい必要?
支援がはじまるまでの最低限として3日分、できれば1週間分以上の備えが推奨されています。
水と食品は、長期保存水や非常食だけではなく、普段ストックしているミネラルウォーターやレトルト食品も含めて1週間分と考えてください。
そして、まずは1日分備えてみるだけでも、何もないよりは断然安心です。
あきらめずに、少しずつでも備えを整えていきましょう!
他の備蓄アイテムも知りたい方は、「いつもしも」の詳細記事もあわせてご覧ください。