ゴーヤは「下茹でしないでください!」栄養士が必死にお願いするワケとは
こんにちは!栄養士食堂です。
今が旬の『ゴーヤ』。実はゴーヤにはレモンの約3個分以上のビタミンCが含まれているので、暑い夏こそ食べてほしい野菜の1つです。苦いので好みは分かれますが、栄養価は抜群。
今回は栄養士が「ゴーヤを下茹でしないでほしい理由」を詳しく解説しています。
興味がある方は最後までお付き合いくださいね。
今回の目次
1 ゴーヤの栄養について
2 保存方法・選び方
3 ゴーヤを下茹でしないでほしい理由
4 まとめ
1.ゴーヤの栄養について
にがうり1本にはレモン約3個分以上のビタミンCが含まれています。ビタミンCには体の老化を防いだり美肌効果もあるとされています。さらに、鉄も多く含まれているので、ビタミンCと同時に摂取することで貧血予防の効果も期待できます。
2.保存方法・調理のコツ
【保存方法】
水気を拭いてからラップで包み、ポリ袋に入れ野菜室に立てて保存する。
【選び方】
・全体的に太く、端の部分は細くとがっているもの
・みどい色が濃く、鮮やかなもの
・イボがかたいもの
3.ゴーヤを下茹でしないでほしい理由
お待たせしました!「ゴーヤを下茹でしないでほしい理由」を詳しく解説します。
その理由は、ゴーヤは下茹ですることでビタミンCが50%以上も減少してしまうから。
ゴーヤは苦いので、下茹でする方もいらっしゃるかも知れませんが、ビタミンCが50%以上も減少してしまうので避けましょう。
ゴーヤの苦み成分は食欲を増進したり、血糖値の上昇を抑えたりする効果が期待できるので下茹ではせず、そのまま調理に使うのがおすすめ。
どうしても苦味が気になる場合は、スライスして塩もみをしたらサッと洗うとよいでしょう。
4.最後に
いかがだったでしょうか。
ゴーヤの苦味が苦手な場合は、下茹ではせず、塩もみをして調理をすることでビタミンCの流失を最小限に抑えることができます。
ゴーヤの苦味が特に気にならない場合は、そのまま調理に使い、豊富なビタミンCを摂りましょう。
ぜひゴーヤを調理する際は参考にしてください。