テキサスとカリフォルニアの州知事がスポーツ解禁を許可 アメリカのスポーツ界が再開に向けて大きく前進
新型コロナウイルスの影響で中断されているアメリカのスポーツ界が再開に向けて大きな一歩を踏み出した。
5月18日(日本時間19日)にカリフォルニア、テキサス、ニューヨークの州知事が、無観客を条件に試合開催に向けてゴーサインを出した。
メジャーリーグはロサンゼルス・ドジャース、ロサンゼルス・エンゼルス、サンディエゴ・パドレス、サンフランシスコ・ジャイアンツ、オークランド・アスレチックスの5チーム、NBAも4チーム、NFLは3チーム、NHLも3チームが本拠地とするカリフォルニア州のギャビン・ニューサム州知事は、このまま新型コロナウイルスの感染者数と入院者数が減り続けるのであればという条件付きながらも、「6月第1週を目処に、無観客であればプロスポーツの再開を許可する」と発言。
NBAは3チーム、MLBとNFLは2チームずつ抱えるテキサス州のグレッグ・アボット州知事は5月末から無観客での再開を許可。アメリカの中で最も新型コロナウイルスによる被害の大きいニューヨーク州のアンドリュー・クオモ州知事も「ホッケー、バスケットボール、野球、フットボールを再開する準備はできている」とスポーツの再開を後押ししている。
また、MLBのキャンプ地であるアリゾナ州とフロリダ州はすでにプロスポーツの再開を解禁しており、この5州にはMLB30球団中12チームの本拠地がある。
MLBはリーグ側が7月の開幕を目指して選手会と交渉中。NFLは今月上旬に今季のスケジュールを発表して、通常通りの9月開幕に向けて動いている。