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人生に悩んでいる人へ。オスカー・ワイルドの名言「雨が降っているなら…」英語&和訳(偉人の言葉)

鈴木隆矢翻訳家

こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はオスカー・ワイルドの名言をご紹介します。オスカー・ワイルド(1854~1900年)はアイルランドの詩人・劇作家です。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいオスカー・ワイルドの名言をご紹介します。

ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。

人生に悩んでいる人へ。オスカー・ワイルドの名言「雨が降っているなら…」英語&和訳(偉人の言葉)

“When it rains, look for rainbows. When it's dark, look for stars.”

「雨が降っているなら、虹を探しなさい。暗闇にいるなら、星を探しなさい」
オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人・劇作家)

感情を切り離す。悲しい出来事、嬉しい出来事など存在しない。

最近雨が多いですよね。梅雨に入りましたね。
雨が降ると暗い気持ちになるのですよね。外に出るのもおっくうになる。思い出したのですが、昔雨が好きだったときもあったなと。私は泳げないのですよね。雨が降ると水泳の授業がなくなりますよね。それで小学生の頃雨が降ると喜んでいたなと。

感情を切り離す

仏教には「縁起」という教えがあるそうなのですね。これは「全ての現象、全ての存在は互いに深く関係し合っていて、完全に単独で存在するものなど何一つない」という考えで、例えばお米。お米は食べ物ですよね。お米が食べ物なのはそれを食べる人がいるからで、食べる人がいなければお米はただの植物になる。

同じ出来事でも見る人によってそれは悲しい出来事にも嬉しい出来事にもなる。例えば、野球の阪神対巨人、阪神が勝った。それは阪神ファンからすれば嬉しい出来事ですよね。巨人ファンからすれば悲しい出来事。
悲しい出来事、嬉しい出来事などというものは存在しないのだと。あるのはただの出来事で、そこに人が勝手に喜びや悲しみを感じているだけ。
悲しい出来事をなくしたい、それは簡単なのですよね。それを悲しい出来事だと思わなければいい。これはただの出来事なのだと。感情を切り離す。

これは以前美輪明宏さんが婦人公論でおっしゃっていたことなのですが、「困難に遭遇したとき一番邪魔になるのは感情。体を健康に保つのに食べ物が必要なように、心を健康に保つには理性が必要。困難に遭遇したときは感情を排除して、今自分がすべきことを冷静に分析すること」

人生に悩んでいる人へ。「雨」に関する世界の偉人の名言3選

いかがでしたでしょうか?今回はオスカー・ワイルドの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『オスカー・ワイルドの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、オスカー・ワイルドの名言を21句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「雨」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「雨」に関する世界の偉人たちの名言を11句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

では、最後に「雨」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。

“Some people feel the rain, others just get wet.”

「雨を感じられる人間もいるし、ただ濡れるだけの奴らもいる」
ボブ・マーリー(ジャマイカのレゲエミュージシャン)

“Never lose hope. Storms make people stronger and never last forever.”

「希望を失ってはいけない。嵐は人を強くする、永遠に続くことはない」
ロイ・T・ベネット(アメリカの作家)

“You pray for rain, you gotta deal with the mud too. That's a part of it.”

「雨を望むなら泥だって受け入れないといけない。それもその一部なのだから」
デンゼル・ワシントン(アメリカの俳優)

お読みいただき、ありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

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