史上4番目の若さで50本塁打に到達。3番目に若いのは東北楽天でもプレーしたあの選手
7月21日、ロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)が、通算50本目のホームランを打った(写真)。アクーニャJr.は、メジャーリーグ2年目の21歳だ。
彼よりも若くして通算50本塁打に達した選手は、メル・オットとトニー・コニグリアロの2人と、東北楽天ゴールデンイーグルスでもプレーした、アンドルー・ジョーンズしかいない。50本目を打った時の年齢は、オットとコニグリアロが20歳、アンドルーは21歳。アクーニャJr.の50本目が誕生日の7ヵ月後であるのに対し、アンドルーは誕生日から5ヵ月経っていなかった。ちなみに、アクーニャJr.の50本到達は、メジャーリーグ史上4番目の若さながら、球団史上2番目だ。アンドルーは、キャリア最初の12シーズンをブレーブスで過ごした。
オットとコニグリアロは、22歳の時に100本目のホームランを打った。エディ・マシューズも、22歳で100本に到達している。アンドルーは23歳。こちらは、同じく23歳で100本に達したアレックス・ロドリゲスに次ぐ、史上5番目の若さだ。12月生まれのアクーニャJr.は、来シーズン中に100本目を打てば、22歳で到達した史上4人目の選手となる。少しハードルは高いが、昨年8月には11本、今年6月は9本を記録している。必ずしも不可能ではない。
また、20歳のホアン・ソト(ワシントン・ナショナルズ)は、すでに39本のホームランを打っている。誕生日は10月下旬なので、今シーズン中にあと11本を積み上げると、誕生日からの日数はすでにオットとコニグリアロより多いものの、20歳で50本に到達した史上3人目の選手となる。
昨シーズン、アクーニャJr.はナ・リーグの新人王を受賞し、ソトは2位に入った。それぞれのホームランは、26本と22本だった。