【京都市山科区】鏡山小学校前の長年の空き家が解体される。民法改正で古屋解体の流れが加速化するのか
渋谷街道を六兵ヱ池公園から北に行ったところにある、京都市立鏡山小学校。正門前にある交差点は北行き一方通行に加え、小学校正門からの道、東側に伸びるもう一本の道、西側から鋭角に合流する道の変則五差路です。
特に西側から鋭角に合流する道は、鏡山小学校区の西側に住んでいる児童の通学路にもなっていました。
こちらの角地には無人の古屋が長年あり、車の交通量もある通学路なのに見通しが悪い交差点でした。
しかし、2024年4月になってこちらの前を通りかかったところ、古屋が解体されて更地になっていました。
西側の道から来た時に北行き一方通行の道が見えるため、すっきりとして見通しが断然違います。角の建物が解体されただけでかなり見通しが変わってびっくりしました。
ふと思いだしたのが、先日お伝えしたみどり湯の解体です。
2024年4月1日から相続登記が義務化され、怠ると過料(罰金)が発生します。また以前は相続人全員の同意がなければ不動産の売却などができなかったのですが、行方不明者がいる場合には同その持ち分の金額を供託して売却する制度など、相続関係の変更が2023年の民法改正で行われています。
相続登記の義務化や相続での不動産の処分がしやすくなったことで、放置されていた空き家などは解体の拍車がかかることになりそうです。