【名古屋市昭和区】10〜12日の限定オープン!『カフェ鶴々亭』秋を愛でながらお茶を楽しもう@鶴舞公園
JR&地下鉄鶴舞線「鶴舞」駅からすぐの場所にある『鶴舞公園』では、2024年10月1日(火)~11月4日(月祝)まで、毎年恒例「鶴舞公園」秋まつりを開催中です。
期間中、鶴舞公園各所では、体験教室やワークショップ、マルシェや屋外映画上映会、お茶会など様々なイベントが催されます(主に週末開催・詳細は公式サイトをチェック!)。
今回は、10(木)〜12(土)3日間のみ限定の『カフェ鶴々亭(かくかくてい)』をご紹介します。
会場となる場所は、鶴舞公園内の『鶴々亭』。昭和初期に建てられた茶席であり、認定地域建造物資産にも認定されています。一般公開はされておらず、庭園も含め、中に入るためには利用予約が必要です。
初日である10(木)のオープンは17:30〜。いつもは閉まっている門をくぐり、ほんのりと灯りに照らされた小道を進んだ先に、建物の入り口があります。
カフェ開催時間中は敷地内(庭園)への入場&見学も自由にできます。
ライトアップされた『鶴々亭』をゆったりと眺められるのは、貴重な機会と言えるでしょう。
虫の音に耳を傾けながら風情ある庭園を楽しんだ後は、建物内へ。受付で参加費1,000円(緑化センターで購入できる前売券もあり)を払い、中へと進みます。
受付でいただいた会記(花や道具、菓子などを記したもの)を眺めつつ、ひと息。
今回使われている茶碗&器は、瀬戸の作家・深田 涼さんの作品(瀬戸焼)。使用するもの以外にも様々な作品が室内に展示されているので、お茶を楽しんだ後、ぜひ鑑賞してください。
二種類のお菓子(干菓子・主菓子)は、いずれも鶴舞公園内ツルマガーデンに出店しているお店(山田餅本店・菓子店kinari)のもの。
お茶&お菓子を運んでくれたのは、名古屋大学の学生でボランティアスタッフの脇坂空雅さん。今年6月、初めて鶴々亭でカフェイベントを開催したことを知り、ぜひ自分も携わってみたい!と今回ボランティアの参加を決めたのだそう。
茶道部なのかな?と思い、聞いてみると
「実は、茶道は全くの未経験なんです。なので、お作法を覚えるのは大変でしたが、勉強になるし何よりも楽しいですね。ようやく暑さが落ち着いて秋らしくなってきたので、よりお茶や和の空間を楽しんでいただけると思います」と笑顔で話してくださいました。
主菓子は「菊」の花を模したもの。目で見て季節を感じることができるのは、和菓子ならではの楽しみでもあります。
和の美しい室礼の中、お茶と和菓子が楽しめる茶席でありながら、鶴々亭「カフェ」としているのは、カフェのように誰でも気軽に楽しんでほしいから。「行ってみたいけど、茶道の心得がないから…」という人にこそ、この場を楽しんでほしいと、脇坂さんは話します。
「『カフェ鶴々亭』は美味しくお菓子とお抹茶を楽しんでいただくお席なので、作法は全く関係ありません」と前置きをした上で、基本的な作法を紹介する資料も各席に置かれているので、参考にするとよいでしょう。
和室用の椅子もあるので、正座でなくても参加できます。(上の写真を参照)
お茶とお菓子を堪能した後は、器の展示やお花、室内からのお庭の眺めも楽しめます。
『カフェ鶴々亭』は、明日11(金)は15:00〜20:30(最終受付20:00)・明後日12(土)は13:00〜19:30(最終受付19:00)まで開いています。ライトアップされた幻想的な雰囲気のお庭も素敵ですが、昼間はまた違った雰囲気を楽しめそうですね。
予約(前売券 ※緑化センターで購入可能)優先ですが、今のところ11・12日とも予約なしで参加可能とのこと。確実に訪れたい人は、緑化センターで前売券の購入がおすすめです。
ふだん一般公開されていない(予約の上で利用可能)な「鶴々亭」で、季節感ある和の室礼の中、おいしいお茶とお菓子が楽しめる『カフェ鶴々亭』。和の文化と秋を感じに訪れてみてはいかがでしょうか?
イベント概要
タイトル:カフェ鶴々亭
開催場所:愛知県名古屋市(昭和区鶴舞1 鶴舞公園内「鶴々亭」
開催日時:10/10(木)17:30-20:30、11(金)15:00-20:30、12(土)13:00-19:30(最終受付はいずれも30分前)
参加費 :1,000円(前売券購入は、鶴舞公園内 名古屋市緑化センターにて)
問合せ先:名古屋市緑化センター(052-733-8340)
WEBサイト:(外部リンク)