大磯町:大磯名産マコモタケ!アク抜き不要でシャキシャキと食べ方色々楽しめる。ネット通販も受付中!
大磯駅前の「地場屋ほっこり」さんの店頭にマコモタケが並び始めました。大好物なので、楽しみに待っていたところです。生産者の「にしかた農園」さんによると、今夏の猛暑のため、例年よりも2週間ほど遅いとのこと。
10月14日土曜日には、ほっこりさん前に、大磯マコモのキャラクター「マコッキー」も登場!学校帰りの子どもたちに囲まれていました。
マコモタケはイネ科の植物
「マコモタケ」という名前とシャキシャキした食感から、最初はタケノコの仲間かと思いましたが、実はイネ科の植物です。黒穂菌で膨らんだ茎の部分を食べます。上の写真の中央の白い部分が食べられるところです。
「にしかた農園」さんで、実際に育っているところを見せていただきました。葉が長く、高さは2m近くあります。栽培期間中は農薬不使用。手がかかるため、大量栽培はできないそうです。
鎌でザクッと切って収穫します。
「お土産に」とプレゼントしてくださいました。ありがとうございます!
葉っぱを剥くだけ、アク抜き不要!和洋中どれでもおいしい
食べる際は、外側の葉を剥いて、中の薄皮を剥けばOK。アク抜きは不要。詳しくは下の写真をご覧ください。
淡泊な味でシャキシャキした歯ごたえが特徴です。クセがないので和洋中どんな料理にも合いますし、生でもおいしくいただけます。
ちなみに、私が初めてマコモタケに出会ったのは5,6年前。中華料理店のお通しでした。生の長いままの状態で供され、手で持って酢味噌をつけ、心地よい香りと食感を楽しんだことをよく覚えています。
マコモタケは油と相性が良く、天ぷらや炒め物もお勧めだそうです。「大磯マコモ」のリーフレット裏面には、レシピがいろいろ載っています。
「大磯マコモ研究会」の Facebook には、マコモタケを使ったお料理の写真が掲載されています。
「にしかた農園」さんのインスタグラムでは、さらにたくさんのレシピが見られます。
ストーリーズを開くとマコモタケを使った様々なお料理が……おいしそ~。
中華料理では、メンマをはじめ、タケノコの代わりに使った例がたくさん載っています。「青椒肉絲は一度は作ってほしいマコモタケレシピ」とのこと。マコモタケはタケノコよりも淡泊でほのかな甘味もあるので、お子さんも食べやすそうです。
今までは生で酢味噌を付けるか、ベーコンと炒めるだけでしたが、今年は色々作ってみたいと思います。
マコモタケは冷蔵庫の野菜室で1週間程度保管できます。濡れた新聞紙に包んでビニール袋に入れると長持ちするそうです。黒点が出ることがありますが、「黒穂菌」という良いものなので、品質には問題ないとのこと。
マコモタケの入手方法
「にしかた農園」さんの今年の収穫は11月の中頃までの予定ですが、天候に左右されるので、お早目に入手して楽しんでください。「地場屋ほっこり」さんの他、「わくわく広場ららぽーと湘南平塚店」さんにも出荷しておられます。平塚方面が便利な方はそちらをご利用ください。
「にしかた農園」さんでは、ネット販売も行っておられます。遠方の方にお贈りするのも喜ばれそうですね。
新しい秋の味覚「マコモタケ」。一度食べたら、ファンになると思います。未体験の方はぜひ味わってみてください。すでにファンの方も色々なメニューを試してみてはいかがでしょうか。