【川西市】秋の新しい楽しみ方♪ 見ごろを迎えた「黒川ダリヤ園」は魅力がいっぱい!
朝晩の冷え込みで、少しずつ秋の深まりを感じる今日この頃ですが、そんな時期にオススメしたいのが、「黒川ダリヤ園」。
市内最北部に位置するこの地域は、“日本一の里山”と言われるほど美しい自然に囲まれた場所。
これから色付く里山を背景に、赤やピンク、白やオレンジなど色とりどりの華やかなダリヤがお出迎え。
2023年10月18日の園内
色彩だけでなく、形や大きさなど数多くの種類をもつダリヤ。こちらの園では、今年350品種・900株が植えられました。しかし、降雨量が少なく夏の猛暑が続いたことで、残念ながら1割ほどは開花しなかったのだそう。
しかし、一面に咲き誇るその姿は吸い込まれるほどに美しく、訪れる人々の顔からは笑顔がこぼれます。もちろん私もその1人。
フリル状のものも。
完璧なフォルムにうっとり。
熱心に写真を撮る方も多くみられました。スケッチなんかも楽しそう。
凛とした佇まいに、こちらまで背筋がピンと伸びるような。
思わず見入ってしまいます。
名前を見るのも楽しい♪
インスタ映えだって狙えます。
それにしても、リピーターの多いこと。なかには期間中に4〜5回は訪れるという熱心な人も。しかし「何度でも見たくなる」という言葉には、初心者の私も納得。見る人の心を捉えて離さない、ダリヤの奥深い魅力を感じました。
地元の野菜販売
園の一角では、季節ごとに採れる地元の野菜なども販売されています。
この日並んでいたのは原木しいたけ。肉厚でジューシーなしいたけは、まずはバター醤油焼きなど、素材の持ち味を活かしたシンプルな料理がオススメ♪
しいたけの栽培に使われるクヌギは炭の原料でもあり、黒川の炭は千利休が茶会で愛用し、豊臣秀吉が賞賛したことでも有名。また、樹木を伐採し山の若返りをはかる萌芽再生により、日本一の里山と称されるようになりました。
しかし、これほど魅力的なスポットでありながら、まだまだその存在や内容をよく知られてはいないのが現状です。
また、ダリヤ園の育成に携わっている方々の多くは70代。次の世代へバトンを渡すことが今の課題となっています。
「この場所を知ってもらい裾野を広げることで、新しい人材の獲得に繋げたい」と、語るのは代表の本射(もとい)さん。
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この美しい景色は川西市に住む私たちの財産です。いつまでも大切に守っていきたいと思いました。ピークを迎えたダリヤは圧巻! ぜひ足を運んでみてくださいね♪
【基本情報】
黒川ダリヤ園
住 所:兵庫県川西市黒川字落合389番地
開園期間:2023年9月21日〜11月8日
開園時間:9:00〜16:00
入 場 料:高校生以上 500円
駐 車 場:無料(台数に限りがあります)
日々の情報:Instagram
お問合わせ:090-3710-5037(本射さん)まで。