あなたはどっち? 過剰適応と不適応…。「不適応者は、カウンセリングがあまり効かない」ってホント?
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
私のカウンセリングルームでは、クライアントに対し、「予約時間ちょうどにお越し下さるよう」お願いしております。早めに来られると、前のクライアントとのカウンセリング中だったり、私がカウンセリングをする準備をしている最中だったりして、不都合を感じることが多いからです。
でも、それと同時に、「約束の時間の、前後5分ぐらいにチャイムを鳴らすのであれば、全然構わないですよ」ともお伝えしております。
そんな中、1秒と違わず、チャイムを鳴らす人がいます。まるで時報のようです。毎回毎回、定刻ちょうどにチャイムを鳴らすのです。正直、「凄いな!」と思います。駅から普通に歩いてきて、毎回、定刻に着く筈がありません。きっと早めに来て、時間になるまで待機して、そしてチャイムを鳴らすのだと思います。
そんなクライアント、過剰適応するクライアントには、私は、「約束の時間、前後5分ぐらいだったら、全然構わないので、到着したら、遠慮なくチャイムを鳴らしてくださいね」と言うようにしています。
でも、そのいっぽう、15分以上も前に、チャイムを鳴らすクライアントがいらっしゃいます。私のカウンセリングルームは、2024年6月7日現在、60分10,000円でカウンセリングをやらせてもらっています。そんな中、15分以上も前にチャイムを鳴らすという行為は、60分の4分の1、10,000円の4分の1、2,500円を余分に支払わなければなならない…ということになります。でも、そういう人に限って、約束の時間になっても帰ろうとしてくれません。
そんなクライアント、不適応するクライアントには、私は優しく丁寧に、「次回からは、約束の時間ちょうどお越し下さるようお願いします」と伝えるのですが、クライアントは、咎められたと思うのか、あきらかに不機嫌な態度をお見せになることが多いです。その度に私は、「困ったなぁ」と思います。
ほとんどのカウンセラーは口にしないのですが、カウンセリングは、過剰適応を起こしているクライアントには、効果が顕著に表れるのですが、不適応を起こしているクライアントには、効果があまり表れないようです。←違うかなぁー。私(竹内成彦)が、そう思うだけかなぁー。
「不適応を起こしているクライアントに、どうカウンセリングを進めていけばいいのか?」これは私の長年の課題です。←25年以上抱えている私の課題です。
この記事をお読みのあなたは、如何ですか?
ついつい人に合わせてしまう過剰適応型ですか?
それとも、人に合わせられない不適応型ですか?
はたまた、適切に周囲に合わせられる適応型ですか?
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です