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国指定重要文化財でカフェタイムを!池袋「自由学園明日館」はSixTONESのMVほか数々のロケ地

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こんにちは、休日メディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、池袋にある「自由学園明日館」をご紹介します。

自由学園明日館があるのは、池袋駅から徒歩5分ほどの場所。目白駅からは徒歩7分ぐらいの、住宅街に佇んでいます。

自由学園明日館はどんなところ?

自由学園明日館は1921年(大正10年)に、羽仁もと子・吉一夫妻により創立された女学校「自由学園」の校舎です。設計したのは、近代建築の三大巨匠のひとり、フランク・ロイド・ライトと、弟子である遠藤新。

羽仁もと子・吉一夫妻は、遠藤新を介して、当時帝国ホテルの設計のために日本に訪れていたフランク・ロイド・ライトに校舎の設計を依頼したのです。

生徒数の増加にともない、1934年(昭和9年)に「自由学園」は東久留米市に移転。校舎だった建物は「明日館」と名付けられ、卒業生による様々な活動の場所となりました。

その後、1997年(平成9年)に国の重要文化財に指定。使いながら保存するという「動態保存」を全国に先駆けて取り入れました。

自由学園明日館の映えスポット「ホール」

自由学園明日館は見学(500円)ができ、館内を歩いていると、さながら女学生になった気分です。

中でも見学のメインとなるのが「ホール」。女学校として使われていた頃、このホールで毎朝、礼拝が行われていたそうです。

前庭に面して設置されているベース型の大きな窓は、窓枠や桟を使うことによりステンドグラスのように見せています。

幾何学的な模様をした窓はとても美しく、自由学園明日館きっての映えスポットです。

椅子もまた特徴的で、背もたれが六角形になっています。建物の設計だけでなく、この椅子も、フランク・ロイド・ライトもしくは遠藤新がデザインしたとされています。

自由学園明日館ではカフェタイムが過ごせる

ホール近くの階段をあがると食堂が広がります。食堂でも、フランク・ロイド・ライトらしい幾何学模様の装飾を見ることができ、特徴的な照明もフランク・ロイド・ライトがデザインしたものです。

かつて食堂だった場所は、現在は「喫茶室」として利用されています。そう、国指定重要文化財でカフェタイムという、特別な時間を過ごすことができるのです。

といってもメニューがたくさんあるわけではなく、受付で ”喫茶付見学(800円)” のチケットを購入すると、こちらでコーヒーまたは紅茶とお菓子がいただけます。

池袋のカフェは混雑しがちですが、自由学園明日館という名建築でゆっくりとカフェタイムを過ごすのも粋な楽しみ方ではないでしょうか。座席数も多いので、座れないことはないと思います。

コーヒーは銀座にある「カフェーパウリスタ」のものだそう。「カフェーパウリスタ」は現存する日本最古の喫茶店です。

自由学園明日館は数々のMV・ドラマなどのロケ地

自由学園明日館は数々のMV・ドラマなどのロケ地として使われています。

  • SixTONES『Everlasting』MV
  • 乃木坂46『おいでシャンプー』MV
  • sumika『祝祭』MV
  • ドラマ『相棒18』のオープニング
  • ドラマ『和田家の男たち』
  • ドラマ『純情きらり』
  • ドラマ『嫌われ松子の一生』

など。

SixTONES『Everlasting』のMVが撮影されたのは講堂ですが、講堂は日時によっては見学不可の場合も多いです。自由学園明日館の公式サイトにて、見学できる日にち・時間をチェックしてからお出かけください。

また、最近では映画『わたしの幸せな結婚』の公開直前イベントが「自由学園明日館」で行われ、主演の目黒蓮さん(Snow Man)をはじめとするキャストの方々が登壇しました。

自由学園明日館を訪れるなら断然、喫茶付き見学!

池袋の住宅街にある「自由学園明日館」をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

通常の見学料に+300円で喫茶が楽しめるので、時間のある方はぜひ喫茶付きの見学をお楽しみください。国の重要文化財にも指定されている名建築で、おいしいコーヒーとお菓子でくつろぐ時間は、あわただしい日常を忘れさせてくれます。

また毎月第3金曜日のみ、夜間見学を行なっています。昼間とは雰囲気の違う「自由学園明日館」で、お酒をいただけるチケットもありますよ。

自由学園明日館
住所:東京都豊島区西池袋2-31-3
電話番号:03-3971-7535
見学時間:10:00〜16:00(15:30までの入館)
夜間見学日は毎月第3金曜日18:00〜21:00(20:30までの入館)
休日見学日:10:00 〜 17:00(16:30までの入館)※月1日程度、指定日のみ。
休館日:毎週月曜(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日)、年末年始 不定休あり要事前確認
見学料:500円(喫茶付見学800円/夜間見学・お酒付1,200円)
公式サイト(外部リンク)

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WEBメディア「ホリデーノート」運営。Amazon Kindle最高3位『わたしをご機嫌にする休日』著者。Yahoo!ニュースエキスパートでは、旅行メディアの運営経験もいかし、「ここ行ってみたい!」とワクワクするようなスポットをご紹介。

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